ニュース
「もう終電? スマホにデータ送って、家で続きやるか……」:クイズ! セキュリティ「20の事例」(8)(2/2 ページ)
セキュリティの基礎をゆるーいクイズでおさらいする週末連載。何かとやらかしがちな会社員「茂礼手(もれて)課長」の“ITやらかし”をクイズ形式で出題していきます。今回は、仕事を持ち帰るときのお話。いや、もちろん持ち帰らないのが一番ですよ?
正解:2.会社のデータを持ち出すことは問題がある
企業などの機密情報の漏えいが多数報じられています。機密情報が漏えいすると、企業の社会的信用の失墜や業務停止による機会損失といった損害が発生し、事後対応にも莫大(ばくだい)なコストを要します。
ミニ解説:会社のセキュリティポリシー、知ってますか?
情報漏えいの例としては、社員が持ち出したデータが、何らかの事故や不注意により流出する場合があります。USBメモリなどの外部メディアやスマホにコピーすることや、私用のメールアドレス宛てにデータを添付して送信する、クラウド上のファイル転送サービスやストレージサービスを利用するなど、持ち出しの手段は多様化しているのが現状です。
また、USBメモリやスマホなどの外部メディアにウイルスが混入していた場合、会社のネットワークに接続することにより、ウイルスを拡散させてしまう可能性もあります。まずは会社のセキュリティポリシーを確認し、従うようにしましょう。
この連載は?
MOTEXが作成したセキュリティブック『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』から20の事例Q&Aを抜粋。若者からベテランまで、セキュリティの基礎をゆるーいクイズで振り返りましょう。新入社員の教育にも使えるかも? 皆さんなら、もちろん「全問正解」……ですよね?
- 『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』、無料のPDFはこちらからダウンロード
関連記事
- 今どき“USBもクラウドストレージも使えない会社”なんて……
セキュリティを高めれば高めるほど、現場の利便性が損なわれてしまう――。そんな業務現場とIT部門の不毛な戦いを終わらせる方法はあるのでしょうか……。 - Dropboxのアカウント情報流出、被害は6800万件超に
2012年に起きたDropboxの情報流出事案で、盗まれたアカウント情報は6800万件を超えていたことが分かった。 - Googleの二段階認証を3400円のUSBキーで試す
Amazon.co.jpでFIDO 1.0仕様のUSBキーを購入しました。ようやく二段階認証が一般的になるのではないかと期待しています。 - 持ち主不明のUSBメモリを拾ったら、あなたはどうします?
先日、とある小学校に「児童の個人情報が入っている」というUSBメモリとともに匿名の投書が届きました。どうやら先生が紛失したUSBメモリのようです。この事件、視点を変えてみると……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.