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「みんな、Facebookでオレの誕生日を祝ってくれ!」:クイズ! セキュリティ「20の事例」(18)(2/2 ページ)
セキュリティの基礎をゆるーいクイズでおさらいする週末連載。何かとやらかしがちな会社員「茂礼手(もれて)課長」の“ITやらかし”をクイズ形式で出題していきます。今回は、SNSに登録する個人情報のお話。
正解:2.公開しない方がよい
利用するネットサービスのアカウントを第三者に乗っ取られる可能性があります。
ミニ解説:誕生日や電話番号だけでも“なりすまし”に悪用される恐れが
多くの人がFacebookなどのSNSアカウントを登録し、利用しています。プロフィールに生年月日や携帯電話の番号などを登録することがありますが、こうした情報は「非公開」に設定することが望ましいです。
というのも、名前と生年月日、携帯電話の番号などが分かれば、例えば、悪意を持った第三者があなたになりすまし、「パスワードを忘れた」と言ってサポート窓口に問い合わせることが可能になるからです。これにより、勝手にパスワードを変えられ、アカウントを乗っ取られてしまう可能性があります。
また、パスワードの文字列には、誕生日などの個人情報を設定しないようにすることや、サービス事業者が提供する「2要素認証」などのセキュリティ対策を利用する」とも大事です。
この連載は?
MOTEXが作成したセキュリティブック『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』から20の事例Q&Aを抜粋。若者からベテランまで、セキュリティの基礎をゆるーいクイズで振り返りましょう。新入社員の教育にも使えるかも? 皆さんなら、もちろん「全問正解」……ですよね?
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