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トレンドマイクロ、Windows 7の延長サポート終了後もエンドポイント製品を継続サポート 安全なOS移行を支援
トレンドマイクロは、Windows 7の延長サポート終了後も、エンドポイントセキュリティ製品のサポートを継続する。法人向け「ウイルスバスター コーポレートエディション XG」は2024年1月まで、個人向け「ウイルスバスター クラウド」は2021年12月まで、サポート期間を延長する。
トレンドマイクロは2018年12月25日、Microsoftによる2020年1月14日のWindows 7の延長サポート終了後も、同社のエンドポイントセキュリティ製品のサポートを一定期間継続すると発表した。
企業向けの「ウイルスバスター コーポレートエディション XG(ウイルスバスター Corp. XG)」は2024年1月まで(2022年2月以降のサポートは有償)、個人向けの「ウイルスバスター クラウド」は2021年12月まで、新たな脅威に対応するためのアップデートと、同社製品や検出された脅威などに関するサポートセンターでの問い合わせ対応を提供する。
米Microsoftは2018年9月6日(現地時間)に、WindowsとOfficeの移行やライセンスや、法人向けのWindows 7サポート延長サービス「Windows 7 Extended Security Updates」について発表している
Microsoftは、法人向けに有償で3年間サポートを延長するサービス「Windows 7 Extended Security Updates」を発表しており、これを契約している企業ユーザーはセキュリティアップデートを2023年1月まで受け取ることができる。
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