ニュース
警備のオファーと警備員の適正配置をAIでマッチング――エルテス、警備業向けマッチングアプリの提供を開始
エルテスセキュリティインテリジェンスは、AIを活用して警備需要に対する警備員の効果的、効率的な配置を行うAIプラットフォーム「AIK」を開発。スマホアプリで警備業務の受発注ができ、オファーに適した警備人材の配置が可能になる。同社は、AIKを用いた警備保障サービスの提供も開始した。
エルテスセキュリティインテリジェンスは2019年1月10日、AIを活用して警備需要に対する警備員の効果的、効率的な配置を行うAIプラットフォーム「AIK(アイク)」を開発し、同プラットフォームを用いた警備保障サービスの提供を開始すると発表した。
AIKは、警備現場への警備員の適正配置を実現するため、警備需要と警備業認定事業者の受発注をマッチングさせるAIプラットフォーム。専用のスマートフォンアプリで、警備業務の受発注ができる。
関連記事
- 人工知能で警備レベルが大幅進化 ALSOKが「4K」と「5G」に注目する理由
警備業務におけるIT活用を積極的に進めるALSOK。同社が注目し、準備や導入を進めているのがAI、4K、5Gといった先端技術だ。これらの技術は、警備のあり方を一変させるだけの力を持っているという。 - 2台のスマートドローンが上空から、近距離から、不審者を追い詰める!――KDDIら、AIドローンによる広域警備の実証に成功
KDDI、テラドローン、セコムの3社は、AIによる人物検知機能を搭載した2台のスマートドローンを連携させ、スタジアムの不審者を発見、追尾する広域警備の共同実証に成功。上空を飛ぶドローンが不審者を発見して位置を特定すると、低高度で巡回するドローンが急行し、追尾を開始する。 - 「年間1000人と会い続けた」――ALSOKのAI活用、立役者はベンチャー出身の“異邦人”
「AI」を活用し、新たな警備の姿を模索する大手警備会社のALSOK。人的なサービスであるが故にIT化が遅れ気味の業界において、先進的な取り組みを進めるコツはどこにあるのか。プロジェクトの中心人物は、さまざまな業界を渡り歩いてきた“異邦人”だった。 - 自立走行型ロボットが鉄道の駅を警備――アースアイズが2018年秋に実証実験を開始
アースアイズは、2018年秋から西武鉄道の一部駅構内で警備・監視ロボットの実証実験を実施する。自律走行して駅に設置されている定点監視カメラの死角を補完し、不審者や不審物などを検知する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.