ニュース
「RPAで40万時間削減」を掲げた損保ジャパン、導入後1年でどれだけ削減できたのか?:つまずいた「3つの課題」も共有(3/3 ページ)
RPAの大規模導入が進む保険業界で、年間40万時間の削減を掲げた損保ジャパン。導入から1年がたち、目標としていた40万時間の削減には成功したのか? 同社が導入プロジェクトの全貌やその成果、そして乗り越えてきた課題について語った。
損保ジャパンがRPA導入でつまずいた「3つの課題」
関連記事
- Excelマクロで年間35万時間を削減、それでも三井住友海上がRPAを導入した理由
金融関連業界を中心に導入が広がりつつあるRPA。アクセンチュアと協力してRPAを導入した三井住友海上もそんな企業の1つ。しかし、同社はもともとExcelマクロを使った業務自動化を進めていた。彼らがExcelマクロに加えてRPAを導入した理由はどこにあるのか? - 三井住友海上のRPA導入、そのキーマンは知る人ぞ知るExcel VBAマスターだった
わずか1年足らずでRPAの導入に成功した三井住友海上。導入を主導した近田さんは、ビジネスとIT、両者の知見を持つ特異なキャリアと「Excel VBAマスター」という、これまた保険営業らしからぬ、特異なスキルを持った人物だった。 - 損保ジャパン日本興亜、音声認識AIによるコールセンター支援システムを本格導入 NTT Comと新機能の共同実証も
損保ジャパン日本興亜が、NTTの音声認識エンジンとAIエンジンを活用した「アドバイザー自動知識支援システム」を全国のコールセンターに本格導入。問い合わせに最適な回答を表示してオペレーターを支援する。併せて、用件の抽出や学習を自動化する新機能の実証実験を行う。 - 損保ジャパン日本興亜、事故受付や支払いの対応にAI導入
損害保険ジャパン日本興亜は、保険金サービスの品質向上と業務効率化を目指し、NTTコミュニケーションズの音声認識技術を活用した「AI音声認識システム」を導入する。 - 3年後には138万時間分を自動化、1200トンの紙を削減 あいおいニッセイ同和損保のRPA導入、その勝算は?
「紙の作業が多い」といわれる損保業界。その中で、あいおいニッセイ同和損保が思い切ったRPA導入と業務改革に乗り出した。業務フローを根本から見直し、あくまで“内製”で進めるというその内容とは一体何か。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.