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自動運転向けダイナミックマップの生成をエッジコンピューティングで高速化――ソフトバンクとDMPが共同実証
ソフトバンクとダイナミックマップ基盤(DMP)は、自動運転車両の安全走行に必要な「ダイナミックマップ」の生成を、ソフトバンク閉域網内のMEC(Mobile Edge Computing)サーバで処理する実証実験を実施。遮蔽物などで測定が難しい場所を即時に特定でき、地図の測量作業を効率化する。
ソフトバンクとダイナミックマップ基盤(DMP)は2019年2月22日、自動運転や安全支援システムの中核を担う高精度3次元地図「ダイナミックマップ」にエッジコンピューティングを活用する実証実験を、2019年1月中旬に実施したと発表した。
実証実験では、高精度3次元地図製作用のレーザーカメラシステムを搭載した車両で公道を走行し、道路の3次元情報を取得して、測定データをソフトバンクの閉域網内に設置したMEC(Mobile Edge Computing)サーバ上で処理・逐次解析した。その結果、遮蔽(しゃへい)物などによって正確に測定できなかった地図情報を、走行中の車両内や遠隔地で準リアルタイムに確認できたという。
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