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誤送信防止や自動暗号化でメールセキュリティを強化――富士通BSC、「FENCEメール誤送信対策サービス」を開始
富士通ビー・エス・シーは、「Office 365」などのメールサービスのセキュリティを強化するクラウドサービス「FENCEメール誤送信対策サービス」を開始。誤送信の防止、自動暗号化、個人情報/機密情報の自動チェックなどにより、送信メールの事前確認を徹底し、情報漏えいのリスクを低減する。
富士通ビー・エス・シー(富士通BSC)は2019年5月8日、「Office 365」などのビジネスメールサービスと連携し、メールセキュリティを強化するクラウドサービス「FENCEメール誤送信対策サービス」を開始した。
FENCEメール誤送信対策サービスは、「Office 365」「G suite」「Garoon」などのメールサービスから送信するメールをリレーさせることで、これらのメールサービスだけでは対応が難しい誤送信の防止、個人情報や機密情報のチェック、自動暗号化などの機能を提供し、より安全なメール運用を支援する。
誤送信対策では、送信先のドメインや送信先件数などを制限するフィルタリング機能や、設定した送信ルールに一致したメールに上長の承認フローを適用する機能などを活用し、うっかりミスによる添付ファイル間違いや宛先の設定間違いなどによる誤送信を防ぐ。
どうやって「誤送信」を防ぐのか?
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