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インダストリー4.0推奨規格で通信システムを構築、製油所の通信をセキュアに 出光興産

製油所の情報セキュリティ強化を目的に、インダストリー4.0で推奨される標準通信規格「OPC-UA」による通信システムを構築。大規模生産システムでの採用は世界初となる。

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 出光興産は2019年8月13日、国内の4事業所で、「OPC-UA(OPC-Unified Architecture)」を用いた次世代のデータ通信システムを構築したと発表した。製油所の情報セキュリティ強化が目的。同社によると、複数の製油所や事業所からなる大規模生産システムでOPC-UAによる通信システムを構築するのは世界初だという。

OPC-UAイメージ
OPC-UAイメージ(出典:出光興産)

 出光興産がOPC-UAによるデータ通信システムを構築したのは、北海道製油所、千葉事業所、愛知製油所、徳山事業所の4カ所。装置や制御システムの稼働率、温度、圧力といった情報を格納するデータベース(ヒストリカルデータベース)の通信方式を、ほぼ全てOPC-UAにした。

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