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米金融機関クラッキングで1億件超の個人情報窃盗、ロシア国籍の男が罪状認める

8000万件を超える顧客情報が盗まれた金融機関もあり、1社から個人情報が盗まれた事件としては米国史上最大級の規模だった。

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 米司法省は2019年9月23日、米国内の大手金融機関や報道機関などのコンピュータに不正アクセスして大量の個人情報を盗み出した罪で起訴された男が、コンピュータ侵入などの罪状を認めたと発表した。

ハッカーの罪状を伝える米司法省のサイト
ハッカーの罪状を伝える米司法省のサイト(出典:米司法省

 クラッキングが最初に報じられたのは2014年。複数の金融機関のネットワークに何者かが侵入して、口座情報などを盗み出す事件が発生したと伝えられていた。犯人は2018年にジョージアで逮捕され、米国に移送されていた。

首謀者はイスラエルで逮捕、司法取引に基づいて捜査に協力

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