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サッポログループ、AI活用の商品需給計画システムを導入 計画主導型ロジスティクスを実現
サッポログループは、AIを活用して計画主導型のロジスティクス管理を行うシステム「Supply Chain Planningシステム」を導入した。グループ3社が取り扱う酒類・飲料・食品の需要予測、生産計画、供給補充計画を効率化し、在庫の適正化と物流の平準化を実現する。
サッポログループは2019年9月24日、AI技術を活用した商品需給計画システム「Supply Chain Planning(サプライチェーンプランニング)システム」(以下、SCPlanningシステム)を導入したと発表した。サッポロビール、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、サッポログループ物流のグループ3社で、2019年8月から利用を開始した。
ニーズの変化に合わせた在庫の適正化へシステム導入
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