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スマートデバイスを利用してMR支援、製薬業界向け新システムを発表 キヤノンITS

スマートフォンカメラを活用して、MRが医療品の副作用や医療機器の不具合などを報告する際に起きやすい間違いを未然に防ぐ。管理システムへの自動登録機能によって関連部門の業務負荷を軽減し、情報共有の質と速度を向上させる。

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 キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)は2019年10月9日、スマートデバイスを利用した製薬企業向け営業支援システム「PVLink Camera Report」の新バージョンを発表した。同日から販売を開始する。新バージョンでは従来の副作用症例情報に加え、医療機器の不具合報告に対応した。

概要図
PVLink Camera Report概要図(出典:キヤノンITS)

 製薬企業は、医薬情報担当者(MR)が医薬品の副作用と疑わしい症例を確認した場合、厚生労働省所管の「独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(以下、PMDA)」へ報告することを求められている。MRは迅速な情報共有のためにコンビニエンスストアのFAXや電子メールを活用しているが、画質の悪さや原本の置き忘れ、誤送信といった課題があったという。

報告用アプリで撮影、管理システムへの自動登録で素早く安全に情報共有

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