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日立がストレージソリューションの新サービスを発表、企業のDX推進を支援(1/3 ページ)
新ストレージでは独自のインターコネクトスイッチを活用して多種多様な環境を1つのシステムの中で統合。従来機の機能は全て網羅し、さらに基幹系システムとクラウド環境をシームレスに連携させて、DX実現に向けたデータやIoTの活用を支援する。
日立製作所(以下、日立)は2019年10月10日、記者発表会において、同社のデータ活用プラットフォーム「Lumada事業」を支えるITインフラ戦略と新フラッシュストレージサービス、クラウド関連サービスの販売開始を発表した。
同社は「エッジ環境からクラウド環境まで、シームレスなデータ運用を実現し、お客さまのデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献する」としている。
Lumada事業展開の背景
日立のITプロダクツ統括本部で事業主管を務める位守弘充氏は、近年のビジネス環境が複雑に、スピーディーに変化する状況に触れ「多くの企業がDXにかじを切っている」と述べた。
「企業には、既存ビジネスを効率化しつつ、DXの加速に向けて、市場や顧客の情報をリアルタイムに収集し、それらをビジネスに反映させる動きが求められている」(同氏)
日立のLumada事業は、これからのデジタルビジネスを加速させるために「デジタル基盤を支える」「データの価値を高める」「多様な環境をつなぐ」という考えに基づき、価値創出を加速するITインフラを強化する。
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