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データ流出防ぐ「サイト分離」機能、Android版Chromeにも導入

デスクトップ向けに実装されていたChromeの「サイト分離」機能が、Android版の「Chrome 77」にも導入された。ただし使い勝手への影響を考慮して、ユーザーがパスワードを入力するWebサイトに限って有効にする。

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 Googleは2019年10月17日、同年9月にリリースしたWebブラウザ安定版の「Chrome 77」で、Web経由の情報流出を防止する「サイト分離(Site Isolation)」の機能を強化したことを明らかにした。

SiteIsolation
(出典:Chromium Blog)

 サイト分離は、IntelなどのCPUに発覚した「Spectre」のような脆弱(ぜいじゃく)性の悪用防止を意図した機能。デスクトップ向けには2018年7月から実装されていた。

 Googleによると、Chrome 77ではAndroid版にもこの機能を導入し、OSのプロセスを利用して、攻撃者が他のWebサイトからデータを盗むことを難しくする措置を講じたという。

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