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Microsoftの月例更新プログラム公開、プレビュー表示で悪用できるWordの脆弱性も修正

Wordに存在する脆弱性は、細工を施したファイルをプレビューウィンドウで表示しただけで悪質なコードを実行される恐れがあり、マルウェアに利用されるのは確実とみられる。

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 Microsoftは2020年3月10日、「Windows」や「Microsoft Edge」「Microsoft Office」などを対象とする月例セキュリティ更新プログラムを公開した。マルウェアに利用される可能性が大きい「Microsoft Word」(以下、Word)の脆弱(ぜいじゃく)性などを含め、多数の脆弱性が修正されている。

Release Notes March 2020 Security Updates
(出典:Release Notes|March 2020 Security Updates)

 これとは別に、2月の月例セキュリティ更新プログラムで対処した「Microsoft Exchange Server」の脆弱性を突く攻撃が発生しているとの情報もあり、セキュリティ機関などが注意を呼び掛けている。

深刻度「Critical」の脆弱性は26件、特にWordと.LNKの脆弱性に警告

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