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サッポログループが商品需給計画を強化 データに基づく意思決定でロジスティクス全体を効率化へ:「データドリブンな意思決定」とは?
サッポログループは、グループ会社3社で運用中の商品需給計画システム「SCPlanningシステム」に新機能を追加する。新機能の「データドリブンによる意思決定支援機能」などにより、需給計画の高度化と、ロジスティクスフロー全体にわたる効率化を目指す。
サッポログループは2020年3月26日、グループ企業3社で運用している商品需給計画システム「Supply Chain Planning(サプライチェーンプランニング)システム」(SCPlanningシステム)を強化するため、2020年6月に「データドリブンによる意思決定支援機能」と「データ精度の向上機能」を追加導入すると発表した。
SCPlanningシステムで実現する「計画主導型ロジスティクス」とは?
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