ニュース
WorkdayとIBM、従業員の安全な職場復帰を支援する「統合プランニングソリューション」を提供
IBMとWorkdayは、ウィズコロナ/アフターコロナに向け、従業員の職場復帰計画を支援する「統合プランニングソリューション」の提供を開始する。「Watson Works」と、財務/人事/プランニング統合ソフト「Workday」を組み合わせた。職場勤務に戻る従業員を抱える企業の意思決定を支援する。
日本IBMは2020年8月20日、米IBMとWorkdayがパートナーシップを拡充し、オフィス業務の再開に向けた従業員の職場復帰計画を支援する「統合プランニングソリューション」を提供すると発表した。
IBMの「Watson Works」と、WorkdayのSaaS型財務/人事/プランニングアプリケーション「Workday」を組み合わせた新たな統合プランニングソリューションを提供することで、企業や組織のリーダーが従業員の安全な職場復帰を計画し、スケジュールを立て、モニタリングできるように支援する。
なお、IBMとWorkdayは2016年からグローバルで戦略的パートナーシップを締結しており、日本でも「IBM Cloud」からWorkdayやコンサルティングサービスを展開している。今回、企業の安全な職場復帰計画を支援するソリューションを共同で提供するため、両社のパートナーシップを強化した。
従業員の安全な職場復帰をサポートするプランニングソリューションとは?
関連記事
- 働き方の未来に関する日本、米国、欧州の比較分析結果を発表――IDC調査
IDCは、ICTソリューションの導入状況や改革の決定者と予算、改革の促進または阻害要因などを、日本と米国、欧州の3地域で調査し、比較分析結果を発表した。日本は、社内の共同作業推進ツールや業務上必要なデータへのモバイルアクセスツールの導入率は、米国や欧州と比較して優劣はないが、人材管理や先端技術の導入において遅れが目立ったという。 - COVID-19拡大の最中でも安全性と生産性を維持するには
テレワークへのシフトは、COVID-19の感染予防を目的として始まりました。しかしこれによって将来的な変化への見通しが立ち始めています。これまで在宅勤務を考えたことのなかった従業員が、テレワークを「週に5日オフィスで勤務することの優れた代替手段だ」と考えるようになってきました。 - “エッジAIカメラ”でオフィスの「3密」を回避――野村総合研究所が発表
野村総合研究所(NRI)は、オフィスにおける新型コロナウイルス感染症対策として、AIカメラでマスク着用の有無を判断する「NRI AI Camera for Office」の提供を開始した。撮影画像は、カメラ側でエッジ処理し、画像データを含まない解析データだけをクラウド側に送信するため、機微情報の漏えいリスクを最小化できる。 - 半数以上がCOVID-19に不安を抱きながらも出社 クアルトリクスが意識調査を発表
クアルトリクスの調査によると、COVID-19対策で在宅勤務を経験した人の4分の3が、現在はオフィスに出勤をしているという。ただし、その半数以上がオフィスの感染症対策が不十分のため、不安を覚えていると判明した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.