Appleが外部のソフトウェアに対して実施する認証制度を、不正な広告を大量に表示させるアドウェアが通過しているのが見つかった。 Macに詳しいセキュリティ専門家のパトリック・ウォードル氏が2020年8月30日に報告した。
同氏のブログによると、問題のアドウェアは「macOS」用パッケージ管理システム「Homebrew」のWebサイトを偽装する、不正なWebサイトに仕込まれていた。ユーザーが同サイトを表示すると、何度もリダイレクトを繰り返した後に、「Adobe Flash Player」の更新をしつこく促される仕組みだった。Twitterユーザーのピーター・ダンティニ氏が2020年8月28日に発見した。
サイバー攻撃者とAppleのいたちごっこ、犯罪者優位か
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