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デジタルワーカーマーケットへ本格参入 新製品からみえるBlue Prismの戦略

Blue Prismは、日本市場に向けて統合管理型RPAツール「Blue Prism Cloud」の提供を開始すると発表した。新製品の提供にとどまらない同社の一大戦略とは。

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 Blue Prismは2020年10月7日、日本市場に向けて統合管理型RPAツール「Blue Prism Cloud」の提供を開始すると発表した。提供時期は同年11月2日を予定する。

 Blue Prism Cloudは、エンタープライズ向けのRPAツール「Blue Prism」のSaaS版だ。同サービスは「Microsoft Azure」(以下、Azure)をクラウド基盤とし、従来Blue Prismで提供していた機能に加えて、Azureと連携したAI(人工知能)関連の技術を標準搭載する。

 Blue Prismは今回、日本市場に向けてBlue Prism Cloudを提供するに当たり、1つの目標を掲げている。それは「本格的なデジタルワーカーのマーケットへの参入」だ。同社社長の長谷太志氏は、この目標について以下のように語る。


Blue Prism社長長谷太志氏

 「ニューノーマル(新常態)において企業は、業務のデジタル化や新しい働き方、不測の事態に対応する必要がある。これらに対応するためには、インテリジェントなAIの活用に加えて人とデジタルワーカーが協業して日々のデジタル変革に取り組まなければならない。そのために、パートナー企業とともにデジタルワーカーマーケットを作っていきたい」(長谷氏)

Blue Prism Cloudの日本市場への展開は、マーケット拡大に向けた一大戦略だ

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