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コストを「約6分の1」に 三井物産が採用したSAP S/4HANAへの移行方式
三井物産が基幹システムを「SAP ERP」から「SAP S/4HANA」に移行した。これまで国内拠点と国内グループ会社でそれぞれ運用していたインスタンスを1つに統合し「Microsoft Azure」で運用する。
SAPジャパンは2020年12月2日、三井物産が同社の基幹システムを「SAP ERP」から「SAP S/4HANA」に移行したと発表した。移行は、基幹システムの運用コストとリソースを削減を目的とする。
SAPジャパンによると、今回の移行で三井物産はこれまで国内拠点と国内グループ会社でそれぞれ分けて運用していたインスタンスを1つに統合した。動作環境もプライベートクラウドからSAP向けの機能拡充が進む「Microsoft Azure」で運用するという。新しい基幹システムは2020年9月から本稼働を開始している。
コストを「約6分の1」に削減 三井物産が採用した移行手法
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