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融資取引をペーパーレス化、印鑑レス、非対面で 日立が電子契約ソリューションを開始
日立は、金融機関の契約業務を電子化し、従来の対面による紙中心の事務手続きをWeb上で完結できる「金融機関向け電子契ソリューション」の販売を開始した。契約事務のペーパーレス化、印鑑レス化とともに、契約手続きに要する負荷軽減や業務効率化を支援する。
日立製作所(以下、日立)は2020年12月11日、金融機関の契約業務をWeb上で完結できる「金融機関向け電子契約ソリューション」の販売を開始した。
同ソリューションは、融資など、実印相当の本人確認が必要な契約業務において、書類作成などの事前準備から、電子証明書の発行、契約書への署名、契約後の書類管理までの一連の手続きを電子化する金融機関向けの電子契約ソリューション。
契約事務のペーパーレス化、印鑑レス化を図り、事務効率の向上を実現する他、金融機関が提供する各種サービスの電子化を加速し、非接触、リモート対応による非対面化といった金融機関におけるニューノーマルへの対応に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現にも貢献するとしている。
契約事務のペーパーレス、印鑑レス、事務効率向上を支援
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