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ISMAP対応へ、Citrixが日本向けクラウド「Citrix Cloud Japan」の提供を開始
シトリックスは、日本国内の専用環境で提供するクラウドサービス「Citrix Cloud Japan」を開始した。政府の情報セキュリティ基準「ISMAP」準拠を見据えた高セキュリティ、高可用性を備える。併せて、同クラウド上で利用できる仮想化アプリケーション/デスクトップのSaaSサービスも提供する。
シトリックス・システムズ・ジャパン(以下、シトリックス)は2021年1月19日、日本国内設置の高セキュリティなクラウドサービス「Citrix Cloud Japan」の提供を開始した。併せて、Citrix Cloud Japanから提供される最初のサービスとして、仮想アプリケーション/仮想デスクトップサービスの「Citrix Virtual Apps Service」と「Citrix Virtual Apps and Desktops Service」の提供も同日から開始した。
ISMAP準拠へ 高度なセキュリティを意識したサービスの意図は
Citrix Cloud Japanは、2021年に本格稼働する「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」への認定水準の準拠を見据え、同社がグローバルに展開している「Citrix Cloud」とは別に、日本国内に設置した固有の環境で立ち上げたクラウドサービス。
Citrix Cloudと同様のサービスを日本独自で展開するとともに、ISMAPに準拠したセキュリティを提供。顧客のデータが海外に出ていかない(障害ログ、監視データを除く)、国外の問題によるサービスの影響を受けにくいなど、高い情報セキュリティと可用性を維持しながら、各種クラウドソリューションの運用を可能にする。
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