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ガートナー、2021年の世界IT支出総額予測を発表 テレワーク関連は増加継続か
ガートナーは、2021年の世界IT支出総額の見通しを発表した。2021年のIT支出総額は、対前年比6.2%増の3.9兆ドルになる見込みだ。2021年は、DXが進んだことで、COVID-19の影響によるIT支出の減少が緩和される。
ガートナーは2021年1月25日(現地時間)、2021年の世界IT支出総額の見通しを発表した。
同社によると2021年のIT支出総額は、対前年比6.2%増の3.9兆ドルの見込みだ。2020年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大初期にミッションクリティカルな技術やサービスへの投資を優先したため、対前年比3.2%減とマイナス成長に陥った。2021年は、デジタルトランスフォーメーション(DX)が進んだことでCOVID-19の影響によるIT支出の減少が緩和されるという。
上記表の領域は、具体的には以下の製品やサービスが該当する。
- 「データセンター・システム」:サーバやストレージ、通信機器、ユニファイドコミュニケーションツールなど
- 「エンタプライズ・ソフトウェア」:業務アプリケーションやインフラストラクチャソフトウェア、業種特化アプリケーション
- 「デバイス」:PCやドキュメント管理製品(コピー機とプリンタ)、モバイル機器、タブレット
- 「ITサービス」:コンサルティングや実装、マネージドサービスおよびクラウドインフラストラクチャサービス、ビジネスプロセスアウトソーシング
- 「通信サービス」:固定/モバイル通信サービス
ガートナーが予測 2021年に最もIT支出が増加する領域は?
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