ニュース
Veeam、GCP向けクラウドネイティブなバックアップ/リカバリーを提供開始
Veeam Softwareは、Google Cloud Platform(GCP)向けのクラウドネイティブなバックアップ/リカバリーソリューション「Veeam Backup for Google Cloud Platform」を提供開始した。ハイブリッド/マルチクラウド環境にも対応し、企業のクラウド活用を支援する。
Veeam Software(以下、Veeam)は2021年2月4日、「Google Cloud Platform(GCP)」に対応した新しいバックアップ/リカバリーソリューション「Veeam Backup for Google Cloud Platform」の提供開始を発表した。
既に国内で提供している「Amazon Web Services(AWS)」「Microsoft Azure」向けの製品に続く新製品で、これによりパブリッククラウドのサポートを拡大する。
現在、企業の大半がハイブリッド/マルチクラウド環境を運用し、そのうち72%は複数のクラウドサービスプロバイダーを利用している。
新製品はこうしたニーズに応えるもので、ユーザーのニーズに合わせて拡張でき、クラウド/仮想化環境/物理層にわたるアプリケーションとデータの運用管理が可能になる。
完全自動型のGCPネイティブなバックアップ/リカバリーを提供
関連記事
- バックアップ時間を3分の1に 中央大学が教育、研究用システムのデータ保護にVeeam導入
中央大学は、後楽園キャンパスの理工学部と理工学研究科の教育・研究用システムのバックアップに「Veeam Backup & Replication(VBR)」を、教員が利用しているMicrosoft Office 365のメールデータのバックアップに「Veeam Backup for Office 365」を、それぞれ導入した。 - ストレージ環境の運用を自動化 クラウド時代に向けたレノボのデータ管理製品群とは
レノボは、「ThinkSystem」シリーズを拡充する新たなデータ管理ソリューション群を発表した。Lenovo ThinkSystem DMシリーズの対応ストレージネットワークには、Amazon S3オブジェクトが追加された。 - 複雑化するクラウド環境に有効なランサムウェア対策とは?――ベリタス調査
ベリタステクノロジーズの調査によると、DXを推進する企業が利用するクラウドサービスの数は平均12だった。導入数によって増すインフラの複雑さから生じるリスクの削減には包括的なデータ保護ツールが必須だという。 - AWSやMicrosoftと異なる「Google Cloud」の魅力とは、同社パートナー事業トップの話から読み解く
メガパブリッククラウドとして、AWSやMicrosoft Azureと競合する「Google Cloud」。競合サービスと異なる魅力は何なのか。同社日本法人パートナー事業トップの話から探ってみたい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.