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在宅とオフィスの“ハイブリッド型テレワーク”普及で新たな課題も MSの調査で分かった7つのポイント日本の従業員が陥りがちな”悩み”も判明(1/3 ページ)

Microsoftは、働き方に関するグローバル調査レポートの中で、リモートワークへの移行によって、この1年で働き方が大きく変化したことを明らかにした。今後は「ハイブリッドな働き方」という新たなフェーズに進むとし、そのためにビジネスリーダーが知っておくべきトレンドと戦略を示した。

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 Microsoftは2021年3月22日(米国時間)、コロナ禍の世界の働き方について調査、分析したレポート「Work Trend Index」の2021年版を発表した。

 この1年で、働き方や人材を取り巻く状況は大きく変化した。そして現在、企業や組織は、コロナ禍でリモートワーク(テレワーク)への移行が急速に進んだのと同様に、オフィス勤務とリモートワークを組み合わせた「ハイブリッドな働き方」への移行という新たな変化に直面しているという。

 働き方の変化は、仕事の性質や取り組み方から、コラボレーションやイノベーションの促進方法、企業文化の形成方法、人材の確保・維持方法まで、ビジネスのあらゆる側面に影響する。企業や組織がこうした変化に対応していくには、現状分析を基にこれらをよく考慮する必要がある。

 同レポートは、そのためのヒントとなる知見や洞察を提供するもので、コロナ禍の2020年に働き方にもたらされた変化や課題と解決策などを明らかにするため、日本を含む31カ国の3万1092人を対象に2021年1月12日〜25日に実施したオンライン調査の結果と、「Microsoft 365」や「LinkedIn」の利用データから集約したデータの分析結果を基にまとめられている。

7つのトレンドに見る働き方の新たな変化とは

 Work Trend Index 2021年版では、働き方の変化に対応するため、ビジネスリーダーが把握しておくべきトレンドとして、次の7つを挙げている。以下にそれぞれを解説する。

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