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Box がMicrosoft 365との統合機能を拡充 セキュリティ機能も強化へ
BoxがMicrosoft 365との統合機能を拡充する。セキュリティ機能やMicrosoft TeamsとOffice Onlineの連携機能をはじめ、複数の機能強化を発表した。
Box Japan(以下、Box)は2021年3月30日、自社が運営するオンラインストレージサービス「Box」について、「Microsoft 365」との統合機能を拡充すると発表した。新たなセキュリティ機能を追加し、「Microsoft Teams」(以下、Teams)や「Office Online」との連携機能を強化する他、新たに「Microsoft Graph」(以下、Graph)向けのコネクターを追加する。
セキュリティに関する新機能は次の2つだ。
1つ目は、「Microsoft Information Protection」の分類ラベルをインポートし、Boxのインラインセキュリティコントロールに適用する機能だ。機密データへのアクセスを、許可されたユーザーのみに制限することで、意図しない相手に機密情報を共有してしまう事故を防げる。同機能は2021年5月に提供開始予定だ。
2つ目は、「Microsoft Intuneのアプリ保護ポリシーに関する拡張機能だ。ポリシーの適用対象ドキュメントをBoxのみに保存できるようにし、コンテンツのフロー管理を容易にする。Boxはこれまで同機能を一部のユーザーにのみ提供していたが、一般提供を始める。
Teamsとの連携機能、政府機関向けのコンプライアンス機能強化の詳細も発表
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