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横河電機、セキュリティ運用基盤にServiceNowを採用 インシデント対応を30%効率化
横河電機は、グループ全体のセキュリティを強化するため、自社開発したセキュリティ監視センターの運用基盤としてServiceNowの「Security Operations」と「IT Operations Management」を導入。セキュリティインシデントへの対応時間を短縮し、対応作業を30%効率化した。
ServiceNow Japanは2021年11月9日、横河電機がグループ内で開発したセキュリティ監視センター「Yokogawa Security Operation Center」(以下、Y-SOC)の運用基盤として、ServiceNowの「Security Operations」と「IT Operations Management」を導入したと発表した。
インシデント対応を迅速化するセキュリティ強化策とは
横河電機では、グローバルで導入しているITシステムの統合管理と、セキュリティ監視やITガバナンスの強化が課題になっていた。また、外部委託していたIDS(不正アクセス監視装置)監視だけではサイバー攻撃のタイムリーな検知や対処が難しいという問題もあった。
そこで同社は、グループ全体のセキュリティを強化するため、2018年4月にインドのバンガロールを拠点にY-SOCを開発。現在までに世界15カ所を対象にセキュリティ監視を行っているY-SOCでは、ITシステムのイベントやセキュリティログを収集し、疑わしい通信やイベントの検知・分析、自動検知プログラムを開発し、自動的なアラート通知を実施している。
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