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河川の水位、防災AIが7日先まで予測 自治体向けに展開へ
三信電気は、AIで7日先までの河川水位を予測する「水位予測AIソリューション」を発表。ほぼ全ての河川で1週間後の水位予測が可能になる。全国の自治体向けに防災ソリューションとして展開する。
三信電気とMatrixFlowは2022年1月12日、AI(人工知能)で河川水位を予測する「水位予測AIソリューション」を開発したと発表した。全国の自治体向けに2021年12月から提供を開始した。これまでよりも長期(7日先)の水位予測を提供し、近年増加傾向にある豪雨や台風による水害リスクへの早期対処を支援する。
7日先までの河川水位を予測 その仕組みは
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