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10年ぶりにMSがSaaS価格を引き上げ 他ベンダーはMSに続くかCIO Dive

Microsoftが10年ぶりに「Microsoft 365」や「Office 365バンドル」などSaaS価格の引き上げを発表した。月額のサブスクリプションモデルから年間契約への移行を促す狙いがあるとみられる。他のSaaSベンダーはこれに追従するのか。

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CIO Dive

 Microsoftは「Microsoft 365」や「Office 365バンドル」などSaaSの価格を引き上げると発表した。月々のライセンス契約も可能だが、年間契約にサインアップすれば20%の割引が適用される(注1)。

 新しいMicrosoft 365のサブスクリプション方式では、月単位の契約は年間契約のサブスクリプション方式より価格が高く設定されているが、高い柔軟性を持つ。

 実際の値上げ価格はライセンスによって異なる。また、2022年1〜3月まで年間サブスクリプションの5%割引を受けられる。また1〜6月末までは、年間価格で月額サブスクリプションにサインアップが可能だ。

MSを筆頭に始まる「SaaS価格の高騰」 専門家が予測する値上がりの予測

 MicrosoftのSaaS価格の引き上げは、SaaSベンダーとしてのパワーとサービスへの依存性を際立たせている。企業はMicrosoft 365を始めとした注目度の高いSaaSツールに依存して事業運営を維持している。これらがなければ、コミュニケーションやコラボレーション、基幹業務も停止する可能性がある。

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