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日刊工業新聞、kintoneでCRMを刷新 顧客ごとの最適なコンテンツ配信を支える新基盤を実現:新聞業界の収益構造をどう変革する?
日刊工業新聞は、顧客に最適なコンテンツを最適なタイミングで提供するため、CRMをkintoneで刷新した。社内に散在していた取引情報や顧客接点情報を一元管理、分析し、効果的な営業活動に結び付ける。
サイボウズは2022年4月4日、日刊工業新聞が「kintone」を導入し、顧客管理システム(CRM)を刷新したと発表した。併せてクラウド版グループウェア「Garoon」も採用し、紙ベースだった申請業務のワークフローも電子化した。
コンテンツ配信を支えるCRMをkintoneで構築 その理由は
昨今、新聞業界では、紙媒体の販売と広告を主とする従来型のビジネスモデルが崩れつつあり、収益構造の変革が求められている。
そんな中、日刊工業新聞は「インダストリアル・コンテンツ・サービスプロバイダー」を掲げ、「いち早く秀逸な産業領域の取り組みをコンテンツとして収集し、最適な手段で最適な顧客・市場に配信する」ことを目指し、体制と基盤づくりを推進している。
2021年には、コンテンツ管理システム(CMS)を刷新し、新聞記事や出版、広告、展示会情報など、社内に抱える全コンテンツをデジタル化して、一元管理できるようにした。
さらに、最適なコンテンツ配信を実現するため、顧客情報を一元的に管理、分析するCRMの導入を検討し、kintoneでの構築を決定した。事業部ごとやサービスごとにバラバラで管理されていた取引情報や顧客接点情報などを集約し、網羅的な分析に基づいて顧客に適したコンテンツを提供できるようにした。
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