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MacやAndroidにも対応 マイクロソフトがセキュリティアプリ「Defender for individuals」を提供開始
日本マイクロソフトは、「Microsoft Defender for individuals」の提供を開始した。WindowsだけでなくmacOSやiOS、Androidにも対応する新しいオンラインセキュリティアプリケーションで、同社は「デジタルライフ全体の保護する」としている。
日本マイクロソフトは2022年6月17日、「Microsoft Defender for individuals」(以下、Defender for individuals)の提供を開始したと発表した。「Windows」だけでなく「macOS」や「iOS」「Android」にも対応する新しいオンラインセキュリティアプリケーションで、「Microsoft 365 Personal」と同Family(注)の契約者が利用できる。
「デジタルライフ全体を保護」するセキュリティアプリケーションとは?
最近ではサイバー脅威が高度化し、毎秒921件のパスワード攻撃が発生するなど個人に対する攻撃が急激に増加している。マイクロソフトは、Defender for individualsを提供する理由として、自宅やオフィスなど利用する場所にかかわらず「デジタルライフ全体を保護すること」を挙げる。ランサムウェアの脅威も大企業にとどまらず中小企業や一般家庭にまで広がる中で、同社は「全ての人がインターネット上で安全を感じられるべきだ」としている。
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