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キリンホールディングス、全グループ1500人規模が利用するプロジェクト管理に「Backlog」を活用
キリンホールディングスは、同社グループのICT活用を主導する情報戦略部DXPチームのプロジェクト管理ツールとして「Backlog」を導入した。全グループ1500人と情報戦略部DXPチームのコミュニケーションツールとして活用したところ、情報整理にかかる時間が短縮され、手動転記による記入漏れが減り、運用品質も向上したという。
ヌーラボは2022年8月2日、キリンホールディングスが2021年からプロジェクト管理ツール「Backlog」を活用していると発表した。
Backlogで社内プロジェクトを円滑推進 その方法は
ヌーラボが提供するBacklogは、タスク管理や「Wiki」による情報共有などチームコラボレーションを支援する各種機能を備え、直感的な操作が可能なUIを備えるプロジェクト管理ツールだ。「SVN」や「Git」を使ったバージョン管理にも対応する。
キリンホールディングスのBacklog導入は、グループ全体のICT活用における企画機能を担う同社の情報戦略部DXP(デジタルエクスペリエンスプラットフォーム)チームが主導した。各事業部、各事業会社を含む全グループ1500人規模で利用するプラットフォームとしてBacklogを導入し、DXPチームに対する作業依頼などの際に活用している。
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