中国企業の組織力を支える“3つの奥義”：アンケート調査結果に見る中国企業のDX推進トレンド（2/2 ページ）

デジタル産業が急成長を遂げる中国で、民間企業のDXはどのように進んでいるのか。筆者が「DX実装」の大きな原動力と見ている、企業の組織力を支える“奥義”とともに、それを裏付けるアンケート調査の結果を紹介する。

[周 逸，矢野経済研究所]

【補足情報】「中国企業におけるデジタルトランスフォーメーション研究報告書（2021年）」に回答した企業

　「中国企業におけるデジタルトランスフォーメーション研究報告書（2021年）」に回答した企業のプロフィールは以下の通りだ。

図9　企業の業種内訳（N=123）（出典：「中国企業におけるデジタルトランスフォーメーション研究報告書（2021年）」）

※「その他業種」には卸売り・小売業、金融業、不動産業、電力・ガス・水道などのエネルギー産業、教育関連業、建設業など12の業種が含まれるが、同レポートでは非開示。

図10　民間企業・国有企業（N=123）（出典：「中国企業におけるデジタルトランスフォーメーション研究報告書（2021年）」）

図11　売上規模（N=123）（出典：「中国企業におけるデジタルトランスフォーメーション研究報告書（2021年）」）

※「売上規模100億元以下」はさらに複数のランクに分かれているが、同レポートでは非開示。

図12　資産規模（N=123）（出典：「中国企業におけるデジタルトランスフォーメーション研究報告書（2021年）」）

※「資産規模500億元以下」はさらに複数のランクに分かれているが、同レポートでは非開示。

図13　株式上場状況（N=123）（出典：「中国企業におけるデジタルトランスフォーメーション研究報告書（2021年）」）

図14　地域分布状況（N=123）（出典：「中国企業におけるデジタルトランスフォーメーション研究報告書（2021年）」）

※「その他地域」には29の省や自治区、直轄市が含まれるが、同レポートでは非開示。