Macの法人利用を支援 NTT comがMac運用管理のサブスクサービスを開始
NTT Comは「セキュアドPC月額レンタルモデルMacプラン」の提供を2023年6月1日に開始する。Macを業務端末としたハイブリッドワーク環境の構築に向けて、Macの調達から維持管理業務までワンストップで対応する。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2023年5月29日、「セキュアドPC月額レンタルモデルMacプラン」の提供を同年6月1日に開始すると発表した。開発や製品デザインなどを担当するエンジニアなど、PC以外の端末が必要なハイブリッドワーク環境を求める従業員に対応するサービスと位置付けている。
調達、キッティングやヘルプデスクを代行 M365提供プランも
セキュアドPC月額レンタルモデルMacプランは、Macを業務端末としたハイブリッドワーク環境の構築に向けて、Macの調達から初期設定、不具合時の問い合わせ対応など、維持管理に関わる一連の業務をNTT Comがワンストップで対応する。「Microsoft 365」もセットで提供する。
料金体系が月額制なので、ハイブリッドワーク環境を整備するための初期投資を抑えられる。さらにNTT Comの導入実績に基づいて、システム構築も提案する。業務端末の利用に多要素認証を実装したり、特定のアプリケーションを閉域網に自動で振り分けセキュアに通信したりといったシステムの構築が可能だ。
NTT Comによると、日本企業ではハイブリッドワーク環境の普及率が50%を超えているものの、特にMacを業務端末としたハイブリッドワーク環境の構築を希望する従業員への対応に悩む企業が多いという。同社は、セキュアドPC月額レンタルモデルMacプランによって、Macの安全な導入や活用、複数台端末の使い分けといった課題が解決できるとしている。
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