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サイバーリーズンとトラストウェーブが戦略的合併 MDRサービスなどを強化:セキュリティソリューション
CybereasonとTrustwaveは戦略的合併を発表した。両社の強みを掛け合わせてMDRサービスやコンサルティングサービス、デジタルフォレンジクス&インシデント対応(DFIR)などの強化を図る。
Cybereasonは2024年11月12日(現地時間、以下同)、マネージドセキュリティサービスを手掛けるTrustwaveとの合併契約を発表した。両社は独立した企業として運営されるが、付加価値のある分野では戦略的に連携して市場での存在感発揮を目指す。
この戦略的合併によってEDR(Endpoint Detection and Response)やMDR、オフェンシブセキュリティ、セキュリティリサーチ、DFIR(デジタルフォレンジクスとインシデント対応)、最先端の脅威インテリジェンスサービスなどの強化を図る狙いだ。
サイバーリーズンとトラストウェーブが戦略的合併 MSS強化を図る
両社はそれぞれのソリューションに加えて以下の機能やサービスを提供する。
- 戦略的投資とイノベーション: 特定の市場セグメントと固有のサイバーセキュリティニーズに対応するためのプラットフォームと技術への戦略的投資が促進される。主な重点分野として、サイバー攻撃対策の有効性を向上させ、既知および未知の脅威をより迅速かつ正確に検知し、調査および対応を強化するために特別設計されたAIの活用が含まれる
- 「Microsoft E5」投資の最大化に向けた市場をリードする価値: Microsoftのセキュリティ製品の統合と最適化を支援する
- 強化されたMDR機能: 中規模企業向けに、CybereasonをEDRとして採用したオールインワンソリューションのバリュープロポジションを拡充する。大企業や公共機関向けにも幅広いソリューションを提供する
- 補完されたオフェンシブセキュリティ: CybereasonとTrustwaveのオフェンシブセキュリティ機能(ペネトレーションテスト、レッドチーミング、リスク評価、インシデント対応準備など)の統合により、攻撃の成功率を低減できる
- 多岐にわたるコンサルティングサービス: 業界のベテランや公認の専門家が率いるTrustwaveとCybereasonの統合コンサルティングおよびプロフェッショナルサービスでは、eDiscoveryやサイバーアドバイザリー、テーブルトップ演習など、幅広いサイバーコンサルティングサービスを提供する
- 強化されたデジタルフォレンジクス&インシデント対応(DFIR): 統合されたDFIRリソースや両社の専門家、サイバー保険会社、法律事務所との強力な連携によって、顧客はインシデント発生時に専門知識と卓越したパートナーシップを享受できる
- 最先端の脅威インテリジェンス: Trustwaveの脅威インテリジェンスチーム「SpiderLabs」とCybereasonのリサーチャーが相互に強化されたポートフォリオを活用し、世界中の脅威アクターに関する最先端のリサーチを提供することで、脅威の検知、隔離、封じ込めをより効果的に実施する
Trustwaveのエリック・ハーモンCEOは「Cybereasonとの合併は、全ての市場セグメントにおいて、よりダイナミックで包括的なサイバーセキュリティポートフォリオを提供する戦略的な一歩だ。変化の激しい脅威環境において、企業は包括的なソリューションのエコシステムを提供できるパートナーを必要としている。両社が力を合わせることで、顧客のニーズに的確に応え、テクノロジー投資を最適化し、絶えず進化するサイバーリスクに先んじることが可能になる」とコメントした。
同取引は、既定の手続きおよび規制当局の承認を経て、2025年初頭に完了する見込みだ。
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