半導体メーカーBroadcomが仮想化ソフトウェアベンダーVMwareを買収したことによる“VMware再編”は、「VMware資産」を抱える企業に大きな衝撃を与えた。
グローバルで高いシェアを持つ仮想化インフラストラクチャを提供してきたVMwareだけに、新しいライセンス体系や製品ポートフォリオの変更がもたらす混乱は大きい。ユーザー企業だけではなく、同社製品をサービスに取り入れているベンダーやSIerも巻き込んだ騒動に発展している。
VMware製品の永続ライセンス廃止などの影響で代替の製品やサービスに移行せざるを得ないケースは少なくないが、移行先を選定する際はリスクや学習コストも考慮しなければならないなど課題は山積状態だ。
何より、DXに向けたモダナイゼーション推進が重要視される現在、「脱VMware」か「続VMware」かという単純な視点だけで検討を進めることはできない。VMware再編をきっかけに、IT基盤やハイブリッドクラウド構成の在り方を見直すべきタイミングが訪れている。
このような状況を踏まえて、アイティメディアが運営するWebメディア、ITmedia エンタープライズではオンラインセミナー「VMware資産の『次』を考える」を2025年1月22日に配信する。基調講演にはアイ・ティ・アールでシニア・アナリストを務める入谷光浩氏が登壇。同社が実施したVMwareユーザーへの調査結果を基に「ITインフラ戦略の新たな指針」を解説するなど、VMware再編に揺れるユーザー企業にとって有用な情報を発信する。参加は無料。ITインフラ新戦略に課題があるなら、以下リンクより登録してみてはいかがだろうか。
Guest Speaker
株式会社アイ・ティ・アール シニア・アナリスト
入谷光浩氏
外資系IT市場調査会社など20年以上アナリストに従事し、ITインフラストラクチャとシステム運用管理の領域について、市場・技術動向に関する調査とレポート執筆、ユーザー企業に対するアドバイザリー業務、ベンダーのビジネス・製品戦略支援を行う。
プログラム
13:00〜13:40 基調講演
ITインフラ戦略の新たな指針 〜VMwareユーザーへの調査結果から次の最適解を探る〜
ITRによる約150社のVMwareユーザーへの調査から見えた移行方針や課題を分析し、VMwareの次の多様な選択肢と最適解を探ります。さらにこれからのAIネイティブ時代を見据えたITインフラ新戦略の立案と投資へのアプローチを紹介します。
株式会社アイ・ティ・アール
シニア・アナリスト
入谷光浩氏
13:50〜14:20 セッション1
脱VM? 続VM? 富士通が提案する今求められる第三の選択肢とは
オンプレミス環境の見直しで課題をお持ちではありませんか? 富士通は脱VMや続VMの課題を解決する第三の道として「FJcloud-V」をご提案します。既存VMware環境からスムーズにクラウド移行でき、運用効率化、信頼性強化、柔軟な拡張性も実現します。課題解決に貢献する弊社クラウドサービスの魅力を導入事例も交えて解説します。
富士通株式会社
サービスインフラ事業本部 サービスインフラマイグレーション統括部 オファリング推進部
落合由美氏
14:30〜15:00 セッション2
次世代仮想化、“Newオンプレミス”の導入ポイント
マルチベンダー、マルチクラウドの利用が進み取り組まれている昨今、仮想化の実現はVMwareのSoluitonだけで良いのでしょうか。従来の仮想化だけではなく、クラウドネイティブな技術も活用する次のオンプレミス、それが新しい仮想化の選択肢、“Newオンプレミス”です。“Newオンプレミス”とは? そしてビジネスにもたらす利点は? その導入ポイントについて解説します。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
DXビジネス企画・推進本部 クラウドネイティブ推進部 クラウドネイティブ推進部付 リードスペシャリスト
一万田真久氏
15:10〜15:40 セッション3
VMwareからクラウドへ 〜VMware環境からスムーズな移行を目指して〜
VMwareの価格改定を背景に、多くの企業がAWSやMicrosoft Azureへの移行を検討しています。オンプレミスのVMware環境からクラウドへの移行計画、および移行後に直面する課題に焦点を当て、それらの解決策と運用最適化のベストプラクティスを詳しく解説します。さらに、移行計画を支援する伴走型ワークショップについてもご紹介します。
株式会社インターネットイニシアティブ
クラウド本部 クラウドソリューション部 部長
宮崎直樹氏
15:50〜16:20 セッション4
『これまで』と『これから』のワークロードを担うRed Hat OpenShift
現在のオンプレミスは、これまでのアプリケーションを維持することに加えて、AIワークロードにも対応することが求められています。KVMをベースとし、『これまで』と『これから』の共通のプラットフォームとなる、Red Hat OpenShift Virtualizationについて紹介します。
レッドハット株式会社
テクニカルセールス本部 スペシャリストソリューションアーキテクト部 シニアクラウドソリューションアーキテクト
宇都宮卓也氏
16:30〜17:00 セッション5
SUSEで描く次世代ITインフラ戦略!
SUSEって、Linuxの会社ですか?いえいえ、最近では次世代のサービス、プラットフォームを提供するオープンソースカンパニーです。VMWare環境でのコストやサポートにお悩みの方必見!SUSE Rancher Prime管理から始まる「SUSE Virtualization」によるソリューションをご紹介いたします。
SUSEソフトウエアソリューションズジャパン株式会社
パートナーエグゼクティブ
栗原昌伸氏
SUSEソフトウエアソリューションズジャパン株式会社
ソリューションアーキテクト
中尾拓史氏
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- 一度の登録で、会期中はどのセッションでもご視聴いただけます。またアーカイブ配信だけを視聴する場合でも、登録いただく必要があります。
- アーカイブ配信の準備が整いましたら、登録者の方にメールでお知らせいたします。
提供:アイティメディア株式会社
掲載内容有効期限:2025年1月22日
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