OpenAI、チーム開発向けにCodexの「従量課金制」を導入 ChatGPT Businessの値下げも:AIニュースピックアップ
OpenAIはコード生成AI「Codex」にチーム向けの従量課金制を導入した。「ChatGPT Business」「Enterprise」のユーザーは、固定費のかからない「Codex-only seats」を通じて、Codexの全機能にアクセスできるようになる。
OpenAIは4月2日(現地時間)、同社のコード生成AI「Codex」において、チーム向けの新たな料金体系を追加したことを発表した。「ChatGPT Business」と「ChatGPT Enterprise」プランのユーザーは、利用量に応じて課金される「Codex-only seats」を使用することで、固定料金なしで、Codexの全機能を利用できるようになった。
今回の変更により、企業内の小規模なグループでの試験導入や、ワークフローにおける検証を始めやすくなる。Codex-only seatsはトークンベースの従量課金制となっており、利用制限(レート制限)がなく、実際の消費量に基づいた請求となる。これにより、利用状況とコストの関係が明確になり、チームをまたいだ予算管理が容易になる。
ChatGPT Businessの年間料金を値下げ
また、広範なChatGPTへのアクセスを必要とするチーム向けに提供されている「ChatGPT Business workspaces」では価格改定が適用された。
年間契約の場合、1ワークスペース当たりの料金が従来の25ドルから20ドルへと値下げされる。 これにより、標準のBusinessプランを利用しながら、制限の範囲内でCodexを活用できる。
今回の料金体系の柔軟化により、より小さい単位でのAI実装の投資対効果(ROI)を迅速に検証できるようになる。Businessプランの値下げと併せ、開発現場の生産性向上に向けたスモールスタートから全社展開までのロードマップを、低リスクで描けるようになるはずだ。
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