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「Androidスマホ」おすすめ5選 5G対応など最新ハイエンド機種【2020年最新版】

スマホの進化の最先端を行くハイエンドAndroidスマートフォン。機能面で非常に充実しているものの、端末価格はそれなりに高価です。そこで、ハイエンドAndroidスマートフォンを選ぶ上で重要なポイントを踏まえつつ、おすすめ機種を紹介します。

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 Androidスマートフォンは種類が豊富。価格はもちろん性能にも幅があります。最近でこそミドルレンジモデルでも十分な性能を備えていますが、より高速な通信や新技術への対応、カメラ機能の充実といった点では高価格のハイエンド機種が勝ります。

 しかし、ハイエンドゆえにその価格は高くなりがち。だからこそ、しっかりと見定めて選ぶべきです。この記事ではハイエンドなAndroidスマホを選ぶポイントと、それを踏まえた上でおすすめ機種を紹介します。

Androidスマホの選び方(ハイエンド編):「サイズ」をチェック

 スマホは日常的に手に取って使うもの。なので手に持った時のサイズ感と重量感は非常に重要です。

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片手操作派の人が大画面のスマホを使う場合、片手で操作する支援があるかどうか確かめたい(写真はソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia 5」における「片手モード」)

 片手で持って使うことが多い人は、横幅の狭い軽量な機種がおすすめで、横幅は72mm以下が理想……なのですが、ハイエンドモデルはそのスペックを生かすべく、大きな画面と大容量のバッテリーを備える傾向にあり、その分横幅と重量が増えがちです。

 「大画面のスマホでも片手操作をしたい!」という人は、片手操作を支援する機能が備わっているかどうか確認しましょう。これがあれば、大画面でも片手で使いこなせます。

Androidスマホの選び方(ハイエンド編):「メモリ」と「ストレージ」をチェック

 ハイエンドスマホは、発売時期において最も高性能なプロセッサ(CPU)を使っているので、単純な処理能力は申し分ありません。さらに快適に使うために、「メインメモリ」と「内蔵ストレージ」の容量をしっかりチェックしましょう。

 メインメモリ(RAM)は、アプリやデータを一時的に展開する場所です。6GB以上あれば、より余裕を持って使えます。内蔵ストレージ(ROM)は、アプリやデータを長期的に保存する場所です。カメラで解像度の大きい写真や動画を撮影すると、1枚(1本)当たりのデータ量は大きくなりがちです。少なくとも64GB、できれば128GBあると良いでしょう。


ハイエンドモデルには意外とmicroSDを搭載できない機種が存在します。そういう機種が気になる人は、特に内蔵ストレージの容量をチェックしましょう(写真はイメージです)

 もしも内蔵ストレージの容量が足りなくなった場合は、microSDメモリーカードを増設する手もあります。しかし、ハイエンドスマホではあえてmicroSDに対応していない機種もあります。写真や動画をたくさん撮ったり、動画や音楽をたくさん保存したりする予定のある人は、microSDに対応するかどうかを確認し、非対応の場合は内蔵ストレージ容量ができる限り大きな機種を選ぶようにしましょう。

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Androidスマホの選び方(ハイエンド編):「カメラ」機能をチェック

 最近のスマホは、カメラ機能の競争が熾烈(しれつ)です。各メーカーが切磋琢磨(せっさたくま)を続けた結果、数年前と比べて全体的な撮影品質(画質)はとても良くなりました。


複数のカメラを持つ機種の場合、それぞれのカメラの役割や特性を調べておきましょう(写真はイメージです)

 ハイエンドスマホは、その競争の最前線。最近ではアウトカメラの複眼化人工知能(AI)を使った撮影支援機能の2点を中心にしのぎを削る戦いを繰り広げています。

 アウトカメラが複数個付いている場合、それぞれが持つ“役割”をチェックしましょう。「広角カメラ」は広い範囲を撮影する際に便利です。「望遠カメラ」は遠くにあるものを撮影する際に便利です。

 画質面においては、現行のハイエンドスマホは必要十分なレベルを確保しています。後は、色の出し方や明暗のメリハリの付け方など、個々人の「好み」に関わる部分が多くなります。ITmediaを含むWebメディアには、実際の作例を含む撮影レビュー記事が多く掲載されています。参考にしてみましょう。

Androidスマホの選び方:ハイエンドのおすすめ機種はコレ!

AQUOS zero2:軽量ボディー+高画質ディスプレイのハイエンドモデル

 シャープのハイエンドスマホで、NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリア各社が取り扱っているほか、シャープが直販するSIMロックフリーモデルも用意されています。

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シャープ「AQUOS zero2」(ドコモ版)

 ディスプレイはシャープが開発した6.4型フルHD+(1080×2340ピクセル)有機ELを搭載しました。毎秒240回(240Hz)の高速描画が可能で、動きの速い映像をより滑らかに表示でき、タッチパネルの反応速度もアップ。ゲームの快適プレイも期待できます。さらに、画面内に指紋センサーを内蔵しています。

 軽量で高強度なマグネシウム合金フレームを採用したことで、同クラスとしては「世界最軽量」(シャープ調べ)という重さ141gを実現しています。

 カメラは約2010万画素の広角カメラと約1220万画素の標準カメラのデュアル構成です。プロセッサはSnapdragon 855、メインメモリは8GB、ストレージは256GBと、ハイエンドモデルにふさわしいスペックも注目です。内蔵バッテリーの容量は3130mAh。IP68の防水・防塵(じん)やおサイフケータイにも対応しています。端末価格(支払総額)は8万円前半~9万円半ばです。

Galaxy Note10+:ペンがもたらす至上の体験

 サムスン電子のハイエンドスマホで、NTTドコモ、auと楽天モバイルから発売されています。


「Galaxy Note10+」

 魅力は何といっても「Sペン」というスタイラスペン。日常のメモ取りはもちろん、凝った絵描きにも使えます。Bluetooth通信にも対応し、自撮りの際にシャッター代わりに使うこともできます。ジェスチャー操作にも対応し、ペンを振ることでカメラアングルをリモート操作したり音楽のボリュームを調整したりできるようになりました。

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 メインメモリは12GB、ストレージは256GBと現行Androidスマホでは最大級で、さらにmicroSDを増設できることは大きな魅力です。アウトカメラは「超広角」「広角(メイン)」「望遠」「深度測定」のクアッド構成で、現行スマホの中でも上位の画質評価を受けています。

 税込み価格は、キャリアによって約11万~12万円と高めですが、実は先代の「Galaxy Note9」よりも少しだけ安価。インテリジェントなメモ帳や絵描きツールがほしいなら見逃せません。

AQUOS R5G:最新の5G通信に対応 8Kワイドカメラも搭載

 シャープの「AQUOS R5G」は、最新の通信規格「5G」が利用できるソフトバンクのスマホです。ソフトバンクの5Gサービスは2020年3月27日にスタート。エリアは限られますが、下り最大2Gbps/上り最大103Mbpsの通信が体験できます。


「AQUOS R5G」

 高速通信を生かすためかビジュアル関連のスペックが充実しています。ディスプレイは大画面の約6.5型(1440×3168ピクセル)で明るく高精細なPro IGZO液晶を採用。さらに、8Kの静止画や動画を撮影できる超広角カメラ、広角カメラ、光学2倍ズーム対応の望遠カメラ、背景ボカシ用のToFカメラセンサーを備えています。

 プロセッサはSnapdragon 865、メインメモリは12GB、内蔵ストレージは256GBと処理能力もハイスペック。防水・防塵(じん)やおサイフケータイにも対応しています。端末価格(支払総額)は12万9600円です。

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Xperia 1 Professional Edition:プロ仕様のクリエイター向けモデル

 ソニーのハイエンドスマホ「Xperia 1」をベースに、プロのクリエイター向けに仕様を変更した特別モデルです。直営のソニーストアのみで販売するSIMロックフリーモデルで、価格は15万7300円です。


「Xperia 1 Professional Edition」

 Xperia 1と同じ21:9比率の約6.5型有機ELディスプレイは1台ずつ画質調整を行うなどプロの映像制作者向けにカスタマイズ。ソニーのフルサイズ一眼カメラ「α」シリーズのサブディスプレイとしても使えるよう連携アプリをプリセットし、プロカメラマンのニーズにも応える仕様です。

 プロセッサはSnapdragon 855、メインメモリは6GBを搭載。ストレージは標準モデルの64GBから128GBへアップしています。広角+超広角+望遠レンズのトリプルカメラや防水・防塵(じん)など、基本的なスペックはXperia 1と同じですが、ワンセグ/フルセグ機能は省略されています。

ZenFone 6:フリップカメラで自撮りもキレイ 全キャリアのVoLTEにも対応

 SIMロックフリースマホでは数少ないハイエンドモデルの1つです。Qualcommの最新ハイエンドプロセッサ「Snapdragon 855」を搭載し、「6GBメモリ/128GBストレージ」モデルと「8GBメモリ/256GBストレージ」の2モデルを取りそろえています。


「ZenFone 6」

 全キャリアのVoLTE通話にも対応しており、MVNOが提供する「格安SIM」ユーザーはもちろん、既存キャリアユーザーがSIMだけ入れ替えて使うのにも最適です(契約状況によってはSIMカードの交換が必要です)。

 ZenFone 6の最大の特徴は、可動機構で持ち上がるアウトカメラ。4800万画素のメインカメラと1300万画素の超広角カメラは、持ち上げることでインカメラとして使うこともできます。キレイな自撮りをしたい人にもおすすめです。

 アウトカメラがインカメラを兼ねた恩恵として、6.4型フルHD+(1080×2340ピクセル)ディスプレイがボディーいっぱいに広がり、迫力のある映像も楽しめます。ハイレゾ出力対応のイヤフォンマイク端子を備え、FMラジオの受信にも対応しています。

 ASUSのWeb直販での税込み価格は、6GBモデルが7万6450円、8GBモデルが9万750円とSIMロックフリーモデルとしてはかなり高価ですが、その価格を裏切らない満足感を与えてくれるはずです。

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