Googleのスマートスピーカー&スマートディスプレイ 「Google Nest」シリーズの選び方&おすすめモデル3選【2019年最新版】
「Google Nest」シリーズのスマートスピーカーやスマートディスプレイ「Google Nest(グーグルネスト)」シリーズから、ポイント別の選び方とおすすめモデルをご紹介したいと思います。
スマートフォンやタブレットに「OK,Google(オッケー、グーグル)」と話しかけると、Googleの検索結果やさまざまなネットサービスの情報を読み上げてくれる「Google アシスタント」。スマホに触れずに天気予報やスケジュールを教えてくれ、タイマーのセットなどもできて便利ですよね。
そのGoogle アシスタントをスマホなしで使えるようになるのが、Google製のスマートスピーカーやスマートディスプレイ「Google Nest(グーグルネスト)」シリーズです。これまでは「Google Home(グーグルホーム)」シリーズと呼ばれ、Homeブランドの製品もありますが、新たにNestシリーズに統一されました。
リビングやキッチン、ベッドサイドなどに置いておけば、スマホを持っていないときでもGoogle アシスタントを呼び出せる同社のスマートスピーカーとスマートディスプレイ。自分だけでなく、家族みんなのアシスタントになってくれるハズです。
そんなに種類は多くないのですが、「Google Nest」シリーズのスマートスピーカーやスマートディスプレイから、ポイント別の選び方とおすすめモデルをご紹介したいと思います。
「OK,Google」を使ってみる スピーカーのみのシンプルモデル
Google Nest製品の中で最もベーシックなモデルが、スマートスピーカーの「Google Nest Mini」です。価格も安いため、スマートスピーカーでどんなことができるのか試してみたいならおすすめです。
マカロンのようなコンパクトなボディにスピーカーとマイクを内蔵。従来モデル(Google Home mini)とほとんど同じ見た目ですが、音質がアップし人の声を聞き取る能力も上がっています。
2017年に発売された「Google Home」は中型サイズのスマートスピーカーです。以前のHomeブランドの製品ですが、タワー型でサイズが大きい分、スピーカーの性能も期待できますね。広めのリビングに置くならこちらのほうがおすすめかもしれません。
時計やカレンダーを見て確認したいなら ディスプレイ付きモデル
もしかしてスマートスピーカーにディスプレイがあったほうが便利かも。と気づいた人がいたようです。ディスプレイに時計やカレンダー、スケジュールを表示しておいて、タッチ操作もできるのがスマートディスプレイと呼ばれる製品「Google Nest Hub」の特徴です。
タッチパネルが付いていてもあくまでGoogleアシスタントを呼び出すデバイスですので、PCやタブレット、スマートフォンのように自由にWebブラウジングができるわけではアリません。
とはいえ、You Tubeなどの動画を見たり、地図や天気予報図を確認したり、ネットニュースなどを読む、といったネット利用に最適。Googleフォトの写真を表示するデジタルフォトスタンドとしても活用できます。
ついでに家のWi-Fi環境を見直すなら Wi-Fiルーターとのセット
スマートスピーカーにはWi-Fiによるネット接続環境が欠かせません。スマートスピーカーを購入するついでに自宅のWi-Fi環境を整えたい、という場合には「Google Nest Wifi」と「拡張ポイント」がアリかもしれません。
真っ白で丸いデザインのNest Wifiは、スマホで設定しやすいGoogle製のWi-Fiルーター。このルーター自体はスマートスピーカーではありませんが、一緒に組み合わせて宅内のWi-Fiエリアを広げる別売の拡張ポイントが、なんとスマートスピーカーとしても利用できるのです。
一戸建てなどある程度の広さだと、1台のWi-Fiルーターでは宅内をカバーできないことが多く、その場合は中継用の機器が必要。最近は機器別の負荷を分散しながら効率的にエリアを広げられるメッシュWi-Fiという方式が増えてきました。
Nest Wifiの拡張ポイントはそのメッシュWi-Fi用の機器とスマートスピーカーが1つになった変わり種。電波の弱さもカバーしつつ、スマホが無くても「OK,Google」が使えるエリアを広げてくれる製品です。
おすすめモデルはコレ!
マカロンみたいなデザインの「Google Nest Mini」
1台目のスマートスピーカーにぴったりなのが「Google Nest Mini」(税込6050円、以下同)です。カラーはチャコール、スカイ、コーラル、チョークの4色。背面に壁掛け用の穴があり、置き場所も選ばなくなりました。
基本は声で操作するスマートスピーカーですが、音量の調節など基本的な操作を本体で行えます。Nest Miniは上面に触れると音量などを買えるタッチセンサーがあり、LEDが浮かび上がって反応します。
ちなみに前モデルの「Google Home mini」もまだ販売されていますが、よほどの理由がなければ性能や使い勝手が上がったNest Miniの購入をおすすめします。
10型ディスプレイ付きの「Google Nest Hub Max」
Googleのスマートディスプレイは、7型サイズの「Google Nest Hub」(1万5400円)と10型サイズの「Google Nest Hub Max」(2万8050円)の2機種。Nest Hub Maxはディスプレイが大きいだけでなくカメラも付いており、ビデオチャットなどもできます。
カメラがあることで顔認証にも対応し、ユーザーを判別してその人向けのスケジュールなどを表示できます。また手振りでボリュームを調整するなどのジェスチャー操作も可能です。
「Google Nest Wifi」を選ぶときは「拡張ポイント」の必ずセットを
GoogleのWi-Fiルーター「Nest Wifi」の価格は1万9800円。た・だ・し、スマートスピーカーにもなる「拡張ポイント」はさらに1万8150円の別売りです。お得な2台セット(3万1900円)もありますので、こちらがおすすめです。
他のスマートスピーカーやスマートディスプレイに比べると高額ですが、最新のメッシュWi-Fiに対応したルーター+スマートスピーカーが1台にまとまっていることを考えると、妥当ではないでしょうか。
お部屋にこれ以上デバイスを増やしたくない省スペース派にもぴったりです
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