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「iPhone用キーボード」の選び方とおすすめ製品7選【2019年最新版】

急ぎのメールや書類のちょっとした修正をiPhoneで済ませてしまうという人も多いと思います。そんなときにあると便利なのが外付けキーボード。iPhoneと組み合わせて使うキーボードでおすすめのモデルを7つ紹介します。

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 急ぎのメールや書類のちょっとした修正をiPhoneで済ませてしまうという人も多いと思います。そんなときにあると便利なのが外付けキーボード。パソコンを使っている人なら、フリック入力よりも断然素早く快適に文章を入力できるはずです。

 ただ、1つ注意したいのは外付けキーボードをiOSデバイスに接続したとき、キーボードに印字されている記号とは別のものが入力されることがあることです。

 これは日本で普及しているJIS配列と呼ばれるキーボードでも、US配列のキーボードとして認識される場合があるためです。

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 例えばアルファベットはJIS配列でもUS配列でも同じですが、記号は別のものが入力されてしまうことが。そのため、iPhoneでJIS配列のキーボードを使う場合は、iOS対応と明記してあるものを選ぶようにしてください。

 ここではiPhoneと組み合わせて使うキーボードでおすすめのモデルを7つ紹介します。

Bluetooth接続などのワイヤレスタイプ

 iPhoneなどのデバイスとキーボードを接続する方法として、ワイヤレスタイプと有線タイプに別れます。ワイヤレスタイプはさらに、Bluetoothと無線2.4GHzと呼ばれる2つがあります。

 iPhoneは本体のみでBluetooth通信が可能ですので、ワイヤレスキーボードを選ぶならBluetooth接続タイプがお勧めです。Bluetooth接続は最初に接続するデバイスと「ペアリング」という接続作業を行いますが、設定操作は簡単で、余分なものを装着する必要もありません。

 無線2.4GHz接続タイプは無線LANにも使われている2.4GHz帯の電波を使って接続します。ただ、このタイプは接続するデバイスにUSBレシーバーを挿して使うので、ややスマートさに欠けます。

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Lightningケーブルで接続する有線タイプ

 ケーブルで接続する有線タイプのキーボードは根強い人気があります。iPhoneで使う場合はもちろんLightningケーブルで接続します。

 キーボード側に電池や充電が不要なので、長時間使う場合は有線の方が安心して使えますし、Bluetoothキーボードのようにペアリングする手間も不要です。

 また、Bluetoothキーボードは無線接続のため、キー入力の指の動きに対し、文字の表示が、ほんの一瞬ですが、遅れると感じる人もいます。有線の方が思い通りに入力している感覚が得られるかもしれません。

折りたたみ、無音など機能性の高いタイプ

 スマホと一緒に持ち運んで使うものなので、なるべくコンパクトなものの方が負担なく使えます。折りたためるキーボードも数多く提供されていて、持ち運びやすいのでおすすめです。

 カフェや新幹線など公共の場所で使うことが多ければ、周囲への配慮が必要になることも。タイピング音が大きくクレームがくることもあるといいます。ついつい強くタイピングしてしまうなら、音が静かな「静音キーボード」を検討してみるといいでしょう。

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 キーの方式には、メンブレン方式、パンタグラフ方式、静電容量無接点方式、メカニカル方式といった方式がありますが、その中でタイピング音が静かなのは静電容量無接点方式とメカニカル方式。静電容量無接点方式のキーボードは実に静かで、キーの押し心地も非常に軽く疲れません。欠点といえるのは高額という点です。また種類も多くありません。

 メンブレン方式はやパンタグラフ方式のキーボードは手頃な価格で種類も豊富です。メンブレン方式はキートップの下にシリコンやラバーのドームがあり、このドームが反発することで押したキーが戻ります。デスクトップパソコンに付属のキーボードにこのタイプが多く、タイピングするとカチャカチャという音がします。

 パンタグラフ方式は、キーの構造が電車のパンタグラフに似ていることからそう呼ばれています。薄くすることができるので、パンタグラフ方式のキーボードはノートパソコンによく使われています。キーストロークが短く軽快なタッチで、タイピング音も抑えめ。メーカー独自の静音設計が施されていたキーボードもあります。

タイプ別のおすすめモデルはコレ!

iPhoneのショートカットにも対応したワイヤレスキーボード

 「Logicool Keys-to-Go Ultra Slim Keyboard with iPhone Stand」は、Appleの公式オンラインストアでApple限定として販売されているロジクール製Bluetoothキーボードです。


「Logicool Keys-to-Go Ultra Slim Keyboard with iPhone Stand」

 iPhoneやiPadをセットできるスタンドが付属しており、パソコンのようなスタイルで入力できます。iOSのショートカットにも対応し、使い慣れたキーで素早く入力できます。

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 充電式のバッテリーは一度の充電で最大3カ月間持つとのこと。充電はUSBケーブルで行います。価格は9768円(税込み、以下同)です。

スマホだけでなくパソコンでも 高コスパなワイヤレスキーボード

 「ANKER Ultra-Slim Bluetooth Keyboard」は、モバイルバッテリーでもおなじみANKER(アンカー)製のUS配列Bluetoothキーボードです。


「ANKER Ultra-Slim Bluetooth Keyboard」

 電源は単4電池2本。省電力モードを利用することで3カ月以上使えます。キーの素材にこだわり、静かで快適なタイピングが可能です。価格が2000円前後と手頃なのが嬉しいですね。

ノートパソコンに近い入力感のワイヤレスキーボード

 サンワサプライの「SKB-BT28BK」はノートパソコンと同じキータッチパンタグラフ方式を採用したUS配列のBluetoothキーボードです。


タブレットスタンド機能付き Bluetoothキーボード「SKB-BT28BK」

 キーとキーの間隔(キーピッチ)も19ミリと広く、サイズもノートパソコンに近いのが特徴。キーボード裏面にスタンドが収納されており、iPhoneやiPadを立てかけられます。

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スマホやタブレットなどとはBluetoothで接続。登録できるデバイスは最大3台までで、交互に切り替えて使えます。価格は3800円です。

折りたたんでコンパクトに持ち運べるワイヤレスBluetoothキーボード

 エレコムの「TK-FLP01BK」は、2つに折りたたんでコンパクトに持ち運び、パッと広げて使えるワイヤレスBluetoothキーボード。キーボードを収納する同梱の保護ケースがスマホのスタンドになります。


ワイヤレスBluetoothキーボード「TK-FLP01BK」

 Bluetoothで最大3台までのスマホやタブレットと接続できるマルチペアリングに対応。キー配列は、Windows/Android用配列とiOS配列をボタンで切り替えられ、どのOSでもキーボードの印字通り入力できます。価格は9270円です。

電源不要、設定不要の有線タイプキーボード

 サンコーの「iPhone/iPad用有線ミニキーボード MFAPKEY4」は、その名の通りiPhoneやiPadに接続して使えるLightningケーブルを備えた有線キーボードです。


サンコー「iPhone/iPad用有線ミニキーボード MFAPKEY4」

 ケーブルをつなぐだけですので、Bluetoothのペアリングをする必要がなく、電池や充電も不要です。キー配列はUS配列。価格は4300円前後です。

スマホだけでなくパソコンでも! 本格的なBluetoothキーボード

 「FILCO Majestouch MINILA Air FFBT67MC/EB」はメカニカル方式のキーボードで有名なブランドFILCO(フィルコ)のBluetoothキーボードです。


「FILCO Majestouch MINILA Air FFBT67MC/EB」

 パソコン向けのワイヤレスキーボードでもあり、スマホ用としてはやや大きめですが、静かでかつ快適なタイピングが可能です。

 3台までのデバイスと接続でき、WindowsやAndroidにも対応しますが、iPhoneやiPadで使うときに便利なように「cmd」「option」も印字されています。電源は単3乾電池2本で約6カ月間使用可能。価格は1万4457円です。

この手があったか! Apple純正のワイヤレスキーボードを使う

 Appleの外付けワイヤレスキーボード「Apple Magic Keyboard - 日本語(JIS)」は本来パソコン(Mac)用のアイテムですが、Apple純正品なのでiPhoneとの相性は抜群。JIS配列のキーボードなら記号もキーボードの印字通り入力できます。


「Apple Magic Keyboard - 日本語(JIS)」

 電源は充電式の内蔵バッテリー。1回の充電で約1カ月間利用できます。価格は1万780円です。

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