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「モバイルバッテリー」の選び方 薄型や小型などコンパクトタイプおすすめ3選【2020年最新版】

「ちょっとバッテリーが心許ないなぁ」というとき、外付けモバイルバッテリーがあれば安心です。今回はバッテリーの「ちょい足し」に便利な、小型・軽量で持ち運びしやすいモバイルバッテリーの選び方とタイプ別のおすすめ製品をご紹介します。

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 どんなにバッテリー容量が大きなスマートフォンを買っても、1年ほどたつと「あれ、なんだかバッテリー持ちが悪くなってない?」と気になることがありませんか。

 スマホを普通に使うだけでもバッテリーは充電と放電を繰り返し、新品の状態と比べてパフォーマンスが下がる劣化が起こります。「ちょっとバッテリーが心もとないなぁ」というとき、外付けモバイルバッテリーがあれば安心です。

 今回はバッテリーの「ちょい足し」に便利な、小型・薄型で持ち運びしやすい、コンパクトなモバイルバッテリーの選び方とおすすめ製品をご紹介します。

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薄くて持ち運びしやすい カードタイプのモバイルバッテリー

 バッテリー容量を「あと少し」だけ追加する目的なら、大容量でサイズが大きい、存在感ありありなものは敬遠したいところ。

 その点、薄型のカードタイプであれば、かばんの中に入れておいてもさほど気にならず、いつも持ち歩くのに適しているでしょう。容量は3000mAhほどあれば、安心できるでしょう。


薄くするために、ポートが開閉式のものもある

 おすすめしたいのはフットプリント(縦×横のサイズ)がある程度あっても、厚さが5~10ミリ程度のカードタイプの製品です。

 それより厚みがあると収納時に凸凹感が出てしまいますし、あまりに薄いと強い力を受けると折れ曲がってしまい、爆発や過熱といった危険が生じがちだからです。

隙間を活用できる スティックタイプの小型モバイルバッテリー

 小さめのバッグを持ち歩く人なら、中身がギュウギュウ詰め、ということはないでしょう。でもきっと、モノとバッグの間に多少の隙間があるはずです。

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スティックタイプなら、バッグの隙間にもすっぽり入る

 そんなデッドスペースを生かせるのが、スティックタイプのモバイルバッテリー。円筒形のもの、四角柱のものなどで、直径もしくは一辺が30ミリ以下のものであれば、隙間にすっぽりと収まるでしょう。こちらの容量も3000mAhから5000mAhあれば安心です。

 ただし、このタイプのものは、出力アンペア数が低いものがありますので、1A以上あればほとんどのスマホを充電できますが、使いながらでは充電速度が追いつかない可能性があります。できれば、2A以上のものをおすすめします。

トータルの持ち物を減らす 充電器一体型のモバイルバッテリー

 バッテリーを持ってきたものの、電源を自由に使えるところにいるのであれば、壁に設置されているコンセントプラグから電源を取りたいと思うのが人の常。


チャージャーも兼ねてくれるモバイルバッテリーは、端末への充電が終われば自動的に本体の充電も開始する「パススルー充電対応」がおすすめ

 でも、そういう場所に遭遇することを考えて、ACチャージャーとケーブルをプラスして持ち歩くとしたら、荷物の総量が増えてしまいますよね。

 その点、コンセントプラグを備えた充電器一体型であれば、ACチャージャーもケーブルも不要。コンセントに挿しておけばモバイルバッテリーへの充電が完了します。

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 特におすすめしたいのが「パススルー充電」対応のもの。チャージャーとして使いつつ、本体への充電もできる優れものです。また、プラグは折り畳めるもののほうがコンパクトに収まるので、なお良いでしょう。

薄型や小型などコンパクトタイプのおすすめはコレ!

厚さ5ミリ 超薄型のモバイルバッテリー「MONALISA」

 はがきサイズ(幅95ミリ、高さ145ミリ)で、厚さ約5ミリの「超薄型」の本体に、3400mAhの容量を持つモバイルバッテリーがフォースメディア製の「MONALISA」(モナリサ)です。


厚さ5ミリの超薄型モバイルバッテリー「MONALISA(モナリザ)」

 5ミリと聞いてもピンとこないかもしれませんが、実際にはバッグに入れていることを忘れてしまうほどの薄さ。ファイルや書類に紛れ込んでしまうほどです。

 出力端子としてUSB Type-Aを1つ(出力5V 2.4A)、本体充電用にMicro USB端子を1つ備えています。本体があまりに薄いためコネクターは開閉式となっています。

 カラバリはブラック、ブルー、レッド、シルバーの全4色。Amazonでの販売価格も1500円前後とリースナブルなので、その日のファッションに合わせられるよう、全色そろえたくなるほどです。

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コンパクトなスティックタイプ 「cheero Power Plus 5 Stick 5000mAh with Power Delivery 18W」

 「cheero Power Plus 5 Stick 5000mAh with Power Delivery 18W」は、幅27ミリ、高さ25ミリ、長さ120ミリのスティックタイプのモバイルバッテリーです。


「cheero Power Plus 5 Stick 5000mAh with Power Delivery 18W」

 コンパクトですが性能はパワフル。出力端子はUSB Type-A×1、USB Type-C×1で、2ポートから端末を同時に充電できます。USB Type-Cポートは18W出力のPD(Power Delivery)に対応しており、急速充電対応のスマホをスピーディーに充電できます。

 もう1つのUSB Type-Aポートは、接続した端末を自動検知して、最大2.4Aで最適な電流を流すAUTO-IC機能付き。充電時の端末への負荷を軽減して、バッテリーの劣化を防ぎます。

 この機種で特におすすめなのは残量をパーセンテージで表記できること。直感的に残量を把握しやすくなっています。これだけ多機能で、Amazon.co.jpでの販売価格が2680円(税込、以下同)なのもありがたいですね。

充電器一体型のモバイルバッテリー「700-BTL028BK」

 コンセントプラグを備え、別途ACチャージャーやケーブルを持ち歩かなくても済むAC充電器一体型のモバイルバッテリーが、サンワダイレクトの「700-BTL028BK」です。

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AC充電器一体型モバイルバッテリー「700-BTL028BK」

 今回ご紹介した中で最大の10000mAhという大容量ながら、幅58ミリ、高さ105ミリ、厚さ28ミリと手のひらサイズ。プラグも折りたたみ式ですので、かばんの中にスッキリと収まります。

 搭載する出力端子はUSB Type-A×2。最大出力は2ポート合計で5V2.1Aですので、タブレットも充電できます。ただしスマホを2台同時に充電する場合は、充電時間がかかってしまいます。

 もちろんパススルー充電対応のため、スマホへの充電が終われば自動的に本体への充電を開始するので手間がかかりません。残容量は4つのLEDで表示。ボタンではなく、振って確認するというのが新鮮です。

 なお、コンセントプラグに挿しっぱなしにするとバッテリーの劣化が早まりますので、スマホとバッテリー自体の充電が終わったら、プラグから外すようにしましょう。直販価格は4380円です。

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