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「GoPro」シリーズの選び方とおすすめモデル3選【2020年最新版】

身体や乗り物に装着して、より躍動感あふれる動画撮影ができるアクションカメラ(アクションカム)。その中でもトップクラスの性能で、アマチュアからプロまで数多くのユーザーに支持されているのが「GoPro(ゴープロ)」シリーズ。GoProの魅力や選び方、注目のモデルを紹介します。

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 身体や乗り物に装着して、より躍動感あふれる動画撮影ができるアクションカメラ(アクションカム)。その中でもトップクラスの性能で、アマチュアからプロまで数多くのユーザーに支持されているのが「GoPro(ゴープロ)」シリーズです。


「GoPro」の撮影イメージ

 テレビ番組やYouTubeなどの動画配信サービスで使われることも多いため、「名前だけは知っている」という方も多いのではないでしょうか? 今回は、そんなGoProの魅力や選び方、注目のモデルを紹介していきます。

GoProが人気の理由は?

 GoProシリーズが数多くのユーザーから支持されている理由のひとつに、性能の高さが挙げられます。

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各種アクセサリー製品が充実しているのもGoProの強み

 アクションカメラはその特性上、動きの激しいアクティビティでの撮影に用いられることも多く、高い耐震性や耐衝撃性が必要不可欠。また、日常生活はもちろんのこと、雪山から水中、砂漠などに至るまで、極めて厳しい撮影シチュエーションに耐えられる環境性能も求められます。

 こうした性能を備えつつ、身体や乗り物への装着に適したコンパクトかつ軽量なボディーを実現したのがGoProなのです。

 確かに近年では、かなり高性能なアクションカメラも登場してきました。それでもGoProが“アクションカメラの代名詞”という地位を不動のものにしているのは、アクションカメラというジャンルを世に知らしめた実績と信頼性も大きいといえるでしょう。

 例えば、登山やアウトドア、スポーツシーンなど、逃せないに一瞬を撮影したつもりでも、「機材の不調で動画が撮れていなかった……」では目も当てられません。求めている映像を確実に撮れる、高い性能と信頼性があるからこそ、数多くの製品の中からGoProが選ばれるわけです。

 そのほか、撮影に必要な各種アクセサリー製品が充実しているのもGoProの強みといえます。

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予算に応じて選べるお買い得モデルも

 現在、公式サイトなどで販売されているGoProの現行製品は、2019年10月に発売された「GoPro HERO8 Black」と「GoPro MAX」、そして一世代前の「GoPro HERO7 Black」と「GoPro HERO7 Silver」がラインアップされています。HERO7シリーズは価格改定が行われ、より手軽に購入できるようになりました。


予算に応じて選べるラインアップ

 画質や最新の機能を追求したいならHERO8 BlackやMAX、「GoProを使ってみたいけれど予算的に厳しい……」という場合は、旧モデルのHERO7シリーズがベストマッチ。目的や予算に応じて選ぶことができます。

今話題の360度カメラもラインアップ

 最近、YouTubeなどで話題の360度動画。再生中にマウスのドラッグ操作や画面スワイプなどで見ている方向を自由に変えられる、非常にユニークな動画です。


360度撮影のイメージ

 「360度動画を撮るには、プロ用の高価な機材が必要なのでは?」と思うかもしれませんが、実は360度カメラ、全天球カメラと呼ばれる製品を使えば、誰でも手軽に撮影できるのです。

 GoProにも、360度映像を撮影できる全天球カメラ「MAX」がラインアップされています。その優れた耐久性や高画質機能はもちろんのこと、GoProシリーズ用に作られたスマートフォン向けの無料アプリから、簡単に動画編集が行えるのも魅力です。

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 また、全天球カメラの活用方法は、360度動画の撮影だけにとどまりません。撮影した360度動画から必要なシーンだけを切り出して通常の動画にまとめれば、これまでにない新しい切り口の動画が生み出せるのです。

おすすめモデルはコレ!

〇高画質機能に加えて使いやすさも格段に進化した「GoPro HERO8 Black」

 GoPro HERO8 Blackは、2019年10月に発売されたGoProシリーズの最新モデルです。


「GoPro HERO8 Black」

 本体サイズが約48.6(高さ)×66.3(幅)×28.4(奥行き)ミリ、重量が約126グラムという軽量コンパクトボディーに、強力な手ブレ補正機能「HyperSmooth 2.0(ハイパースムース)」や自動速度調整「TimeWarp 2.0(タイムワープ)」、より高解像度な1080p対応のライブストリーミング機能などを搭載。もちろん、優れた耐久性や推進10メートルまでの完全防水機能も見逃せません。

 また、新たにビルトインマウントが採用されているのもポイントのひとつ。各種アクセサリー製品を取り付ける際、従来モデルのHERO7 Blackでは本体にフレームを装着する必要がありましたが、HERO8 Blackならダイレクトに装着できます。実勢価格は5万6000円前後です。

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手軽に大迫力の360度映像が撮影できる「GoPro MAX」

 HERO8 Blackとともに最新モデルとして登場した「GoPro MAX」は、なんといっても前後に搭載されたレンズで臨場感あふれる360度映像を撮影できるのが特徴です。


「GoPro MAX」

 GoProは過去にも全天球カメラを発売していますが、MAXはボディーがより軽量コンパクト化されたことに加えて、背面にタッチパネル対応の2型カラー液晶を採用。各種操作や映像チェックの利便性が向上しました。

 画質面についても、高画質な5.6K 30fpsでの360度動画撮影、手ブレ補正や自動速度調整機能などで大幅にパワーアップ。HERO8 Blackと同じく新たにビルトインマウントを採用し、各種アクセサリー製品の着脱も容易になっています。実勢価格は6万7000円前後です。

〇お手頃価格でアクションカムの楽しさを「GoPro HERO7 Silver」

 HERO7シリーズは、2019年10月にHERO8 Blackが登場した後も、より手軽に購入しやすい価格帯となって販売が継続されています。

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「GoPro HERO7 Silver」

 世代的には1つ前の製品ですが、GoProシリーズはHERO7から性能面が大きく進化したこともあり、コストパフォーマンスが極めて高いといえます。

 現在公式販売が行われているのは「HERO7 Black」と「HERO7 Silver」の2モデル。大きな違いは強力な画像安定化機能HyperSmoothが搭載されているかどうかです。

 HyperSmoothは、動きの激しいアクティビティや乗り物へ装着する際に、スタビライザー(ジンバル)の変わりをする機能。もし、そうした撮影が目的ならHERO7 Black(または最新のHERO8 Black)が必要ですが、HERO7 Silverにも手ブレ補正自体は搭載されているので、一般的なシチュエーションでの撮影は問題ないでしょう。実勢価格は3万円前後です。

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