製品比較

「完全ワイヤレスイヤフォン」予算3万円台のおすすめ3選【2020年最新版】

スマートフォンで音楽をよく聞くユーザーに欠かせないのが、イヤフォン/ヘッドフォンでしょう。最近は「完全ワイヤレスイヤフォン」と呼ばれる製品を選ぶ人が増えています。予算3万円台で選ぶなら、どんな製品がよいのでしょうか。

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 スマートフォンで音楽をよく聞くユーザーに欠かせないのが、イヤフォン/ヘッドフォンでしょう。中でも最近は「完全ワイヤレスイヤフォン」と呼ばれる製品を選ぶ人が増えています。


完全ワイヤレスイヤフォンが人気です。写真はソニーの「WF-1000XM3」

 “完全”なワイヤレスイヤフォンとは、イヤフォンとスマホがワイヤレス接続されるだけではなく、左右のイヤフォンも独立していてケーブルがないタイプのこと。ケーブルを何かに引っ掛けてしまってイヤフォンが外れる、ケーブルがバッグの中で絡まってしまう、といったわずらわしさがないのが特徴です。

 iPhoneだけでなくAndroidスマホでも使える完全ワイヤレスのうち、予算3万円台で選ぶならどんな製品がよいのでしょうか。

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完全ワイヤレスイヤフォン選び:Bluetoothをチェック

 完全ワイヤレスイヤフォンは「Bluetooth(ブルートゥース)」という無線通信規格でスマホと接続します。この規格にはバージョンがあり、現在はBluetoothのバージョンが「5」または「4.2」の製品がほとんどです。


写真はソニーの「WF-1000XM3」

 バージョンが高いほど速度やセキュリティ、接続状態の安定性などに違いがありますが、どちらでも最近のスマホなら対応機種として問題なく接続できるはずです。

 スマホと紐付ける(ペアリング)際の素早さや、スマホとイヤフォンがある程度離れても途切れず使いたい場合は、より新しいバージョンのものを選ぶのがいいでしょう。3万円台の製品であれば、ほとんどがBluetooth 5.0に対応しています。

完全ワイヤレスイヤフォン選び:電池の持ち、充電時間を確認

 ワイヤレスイヤフォンにとってバッテリー性能も大きなポイントです。バッテリー持続時間が長いほど、連続で音楽再生を楽しめます。1度の充電ケースの充電で、何度イヤフォンをフル充電できるのかも確認しておきたいところです。


イヤフォン単体で約5時間、ケースでフル充電するとさらに約10時間使用できるBOSE(ボーズ)の「SoundSport Free wireless headphone」

 充電時間も重要です。充電ケースからイヤフォン本体への充電が早いほど、繰り返し充電する際の待ち時間を短縮できます。充電ケースの充電を繰り返すのであれば、ケース自体の充電時間も考慮すべきでしょう。

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完全ワイヤレスイヤフォン選び:音質と機能性をチェック

 「音は出口で決まる」ともいわれるほど、音質は最大のポイントといえます。こればかりは試してみなければわからない部分もありますが、高音のきいたシャキシャキサウンドや重厚な重低音サウンドといった、好みに合わせたイヤフォンを選びたいところです。


プロ向けの音響メーカー「Sennheiser(ゼンハイザー)」の完全ワイヤレスイヤフォン「MOMENTUM True Wireless M3IETW」

 Bluetoothで音楽を扱う際は、コーデックと呼ばれる音声の圧縮方式もポイント。現在、もっとも標準的な方式は「SBC」というもので、すべてのBluetoothイヤフォン/ヘッドフォンが対応しています。さらに高音質な方式として「aptX」(主にAndroid)「AAC」(iPhoneなどのApple製品)などがあり、ゲームや動画向けに画面上の表示と音声のズレが小さい「apt-X LL」というコーデックもあります。

 音質だけではなく、音のクリアさも気になるところです。ノイズキャンセル機能を備えたものであれば安心。また、マイクで周囲の音を拾って同時に再生してくれるものもありますので、周囲の音も同時に聞きたい場合にはこの機能に着目しましょう。

 そのほか、独自の高音質化機能や、防水機能などを備えたものもあります。利用シーンに合ったモデルを選びたいですね。

完全ワイヤレスイヤフォン選び:予算3万円台のおすすめは?

完全ワイヤレスで「ハイレゾ級」の高音質を実現

 ソニーの完全ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM3」は、ネット配信などの圧縮音源を“ハイレゾ並”にアップする高音質技術「DSEE HX」を搭載した製品です。

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「WF-1000XM3」

 本体のみで6時間、ケースで3回分充電して合計24時間の再生が可能。ノイズキャンセリングをオフにするとさらに長時間使用できます。クイック充電にも対応していますので、急な外出でも安心ですね。

 イヤフォン本体のタッチセンサーで、再生/停止や曲送り/曲戻しといった操作もできます。片側のみでの使用も可能なので、通話用のヘッドセットとして使用する際には、片側の耳で周囲の音を聞くことも。Bluetooth 5.0、コーデックはSBC/AACに対応。ソニーストアでの価格は2万8468円(税込、以下同)です。

有名スピーカーブランド「BOSE」のクールなイヤフォン

 「SoundSport Free wireless headphone」はスピーカーの老舗ブランド「BOSE(ボーズ)」のデザインもクールな完全ワイヤレスイヤフォン。BOSEらしいクリアでパワフルなサウンドが特徴です。


「SoundSport Free wireless headphone」

 軽量で快適な付け心地と、外れにくさを実現。また、雨や汗にも強い防滴仕様となっており、その名に“Sport”と冠するようにスポーツ時の使用にも向いています。

 1回の充電で最大5時間の連続再生が可能です。さらにケースで2回分の充電ができ、合計約10時間の再生ができです。直販価格は2万6400円です。

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プロ仕様の高級イヤフォン「MOMENTUM True Wireless M3IETW」

 「MOMENTUM True Wireless M3IETW」は、音楽や映画などのプロフェッショナル向けにマイクやヘッドフォンを提供しているドイツの音響機器ブランド「Sennheiser(ゼンハイザー)」の製品。音質の高さはもちろん、ひと味違った製品を求めているのであればおすすめです。


「MOMENTUM True Wireless M3IETW」

 外音取り込み機能を搭載し、音楽を聴きながらでも周囲の環境音にも気を配ることが可能です。本体は軽量かつ防滴設計を採用しているので、外出時のちょっとした雨やスポーツで汗をかいても安心です。

 本体のみで4時間、ケース充電と併せて合計約12時間の音楽再生が可能です。Bluetooth 5.0対応でコーデックはSBC/apt-X/AACと、ゲームや動画の音ズレが少ないapt-X LLをサポート。実勢価格は3万5000円前後です。

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