新型「iPad Air」は何が違う? 【6つのポイント】でチェック
10月23日に発売となる新型の第4世代「iPad Air」。従来の第3世代iPad Airと比べて、どんな部分がアップデートしているのでしょうか。購入前にチェックしておきたい【6つのポイント】を解説します。
10月23日に発売となる新型の第4世代「iPad Air」。従来の第3世代iPad Airと比べて、どんな部分がアップデートしているのでしょうか。
購入前にチェックしておきたい【6つのポイント】を解説します。
新型iPad Air:デザインが「Pro」シリーズっぽくなった
第4世代iPad Airは、上位モデルの「iPad Pro」シリーズと同じ、フラットなデザインを採用しました。側面部も平らになり、ホームボタンもなくなるなど、従来の第3世代iPad Airと比べると見た目が大きく変わりました。11型iPad Proと比べても、厚さ以外の寸法が一致します。
ディスプレイサイズは10.9型で、従来の10.5型よりも拡大しました。11型iPad Proと比べるとわずかに小さいままですが、外観の違いはさほどありません。
新型iPad Air:カラフルなバリエーションを選択可能に
第4世代iPad Airはカラーバリエーションが計5色と豊富なことも特徴です。シルバーやスペースグレイのほかに、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーといった華やかなカラーも選択できます。
特にグリーンとスカイブルーは、従来のiPad Airシリーズをはじめ、ほかのiPadシリーズでは選択できないカラーなのが特徴です。
新型iPad Air:背面・前面ともにカメラ機能が強化
カメラの撮影機能が進化したことも見逃せません。まず、アウトカメラは1200万画素/f1.8になりました。従来機は800万画素/f2.4だったので、より精細で明るい写真が撮影できます。
また、動画撮影に関しても、4Kビデオ撮影が可能となり、フレームレートは24/30/60fpsの3種類を選択できるように。スローモーション撮影も1080p/120または240fpsに対応しました。iPad Airだけで動画を撮影して編集までこなすような使い方がしやすくなったと言えます。
一方のインカメラは、従来機と同じ700万画素のままで、動画撮影についても1080p HD対応で変わっていません。しかし、静止画・動画ともに「スマートHDR」に対応したのが、第3世代との違い。逆光でも自撮り写真やビデオがきれいに撮れるようになりました。
新型iPad Air:「Pro」向けの周辺機器が利用可能に
iPad Proシリーズと共通するデザインになったことで、これまでProシリーズのみが使えていた第2世代の「Apple Pencil」とiPad向け「Magic Keyboard」が使えるようになりました。
第2世代のApple Pencilは、iPad Airの本体側面にマグネットで固定して携帯できるほか、その状態でワイヤレス充電やペアリングなども済ませられるのが特徴。いざという場面で、とっさのメモなどを行う場合に、充電切れなどに悩む必要がありません。また軸のダブルタップでペン先を変更できるなどの機能も使えます。
Magic Keyboardは11型iPad Proのものがそのまま使えます。第3世代のiPad Airもトラックパッド付きのロジクール製キーボードアクセサリーを使えましたが、純正のMagic Keyboardは画面角度を自由に調整しやすい、キーボード自体にUSB Type-C端子がありケーブルを取り回しやすい、などのメリットがあります。
新型iPad Air:指紋センサーがトップボタン内蔵に
iPad Proシリーズに似たデザインとなり、ホームボタンがなくなった第4世代iPad Airですが、顔認証の「Face ID」には非対応で、トップボタンに内蔵されたTouch IDを使って指紋認証を行います。
キーボードアクセサリーに設置する場合には、左側面の上部にトップボタンが位置することになるので、指紋の登録は右手だけでなく、左手の人差し指なども活用すると良いでしょう。
新型iPad Air:Wi-Fi 6をサポート
通信機能に関しては、新たにWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応しました。対応ルーターがあれば、より安定した高速通信を利用できます。
こちらもiPadシリーズでは2020年登場の最新Proシリーズしか対応していなかった機能なので、Airシリーズでサポートしたことは歓迎すべきでしょう。
もちろん、Wi-Fiだけでなく4Gの携帯電話網が使えるセルラーモデルもラインアップ。セルラーモデルは大手キャリア3社からも販売されています。
新型iPad Air:“買い”なのはこんな人
第4世代のiPad Airにはさまざまな進化点がありますが、特に注目すべきは、Proシリーズ向けの周辺機器が使えるようになったというアップデートです。
第2世代のApple PencilやMagic Keyboardを使えるのは、これまでiPad Proシリーズのみでしたが、Airシリーズでも使えるのはありがたいところ。こうした周辺機器を使いたい、従来の第1世代Apple PencilやSmart Keyboardに不満があったような人には狙い目でしょう。
また、カラーバリエーションも豊富なので、グリーンやブルーのような色味を魅力的に感じる人も、最新Airが狙い目です。
第4世代iPad Airの本体価格は、 ストレージが64GBのモデルで6万9080円(税込、以下同)から。この場合には、周辺機器を揃えても10万円強に収められます。
ただ、本格的に動画編集やイラストなどに挑戦し、クリエイティブ系のアプリを使う想定ならば、ストレージ64GBはやや心許ないかもしれません。クリエイティブ系アプリを使う、またゲームアプリや音楽、映像コンテンツもたっぷり楽しむなら、256GB(8万5580円)もおすすめします。
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