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「浄水器」おすすめ3選 手軽に使えるカートリッジ式とポット式からピックアップ【2021年最新版】

水道の蛇口をひねればすぐ飲める水が出てきますが、場合によってはカルキ臭やカビ臭、赤水などが気になることがあります。毎日の料理や飲み水、お茶やコーヒーのためなら「浄水器」がおすすめです。浄水器を選ぶ際のポイントやおすすめ製品を紹介します。

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 水道の蛇口をひねればすぐ飲める水が出てきますが、場合によってはカルキ臭やカビ臭、赤水などが気になることがあります。


東レの浄水器「トレビーノ カセッティMK309」

 おいしい水を飲むならペットボトルのミネラルウォーターもありますが、毎日の料理や飲み水、お茶やコーヒーのためなら「浄水器」がおすすめです。浄水器を選ぶ際のポイントやおすすめ製品を紹介します。

浄水器選び:除去できる有害物質を確認

 消費者庁は家庭用浄水器の試験項目に、除去すべき有害物質として残留塩素、総トリハロメタン、トリクロロエチレン、 2-メチルイソボルネオール(2-MIB)など13項目を定めています。

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ほとんどの浄水器には、除去物質についての記載がある。画像は「クリンスイCSP501」で除去できるもの(出典:Amazon

 また、浄水器協会では独自に鉄(溶解性、微粒子状)、アルミニウム、マンガン、ジェオスミンなど6物質を設定しています。

 味や匂い関係するのは、カビ臭と関係した2-MIB、ジェオスミン、カルキ臭の原因となる残留塩素など。これらをしっかり除去できるものを選びましょう。

浄水器選び:カートリッジの交換はしやすいか

 浄水器には、不純物を取り除き、場合によってはミネラルなどを付加するフィルターカートリッジが必要です。カートリッジは消耗品なので、交換も必要になってきます。


浄水器にはカートリッジの交換コストがかかります。画像はブリタ「fill&enjoy Liquelli」(出典:Amazon

 各社とも交換の目安となる期間を製品に記載しています。浄水能力の高いもの=交換期間の長いものは比較的高価になりますし、低いものは安価な傾向にあります。

 数カ月に一度、多めの出費になることが許容できるか、それともコンスタンスに費用をかけたいか、という自分の価値観にマッチしたものを選ぶことが、長続きの秘訣になりそうです。

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浄水器選び:毎日使うから便利機能の有無も重要

 浄水器で有害物質を除去し、安全な水を飲めるようにするのは当たり前。そのほかの付加価値を求めているかどうかでも、製品選びは変わってきます。


ろ過流量が多い、水ハネしにくいといった工夫があると使いやすいですね。「東レ トレビーノ カセッティ207SLX」の付加価値機能

 例えば、適切なタイミングで交換できるよう交換時期をお知らせしてくれるか、カートリッジは入手しやすいか、ろ過流量は多いか、洗い物などをする際に水ハネしづらいか、などです。

 特に、浄水モードでの水量(ろ過流量)や水ハネ防止に関しては、毎日の台所仕事に大きく関わる部分です。快適に使い続けられる製品を選びたいですね。

浄水器選び:おすすめモデルはこれ!

三菱ケミカル「クリンスイCSP501」

 三菱ケミカルの「クリンスイCSP501」は、JIS規格で定められた13項目に加え、浄水器協会が定めたガイドラインに記載されている2物質を除去し、安心して飲める水を供給する蛇口直結型浄水器です。


三菱ケミカル「クリンスイCSP501」(出典:Amazon

 フィルターには、発がん性があると言われているトリハロメタンを強力に除去する活性炭や、体内に蓄積すると中毒症状を起こしてしまう鉛を除去するセラミック、小さな有害物質も取りこぼさないイオン交換繊維や中空糸膜を採用し、赤ちゃんやペットにも安全な水にします。

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 フィルターカートリッジは900リットルの浄水能力を持ち、1日10リットルの利用なら約3カ月が交換の目安です。サポートサービスにメールを登録すれば、交換時期を知らせるメールを受け取ることもできます。

 原水のシャワーは、キメの細かいものに改良され、水ハネを抑制。30%の節水も実現しました。簡単に取り外して洗えるので常に清潔さを保てます。価格は8800円です。

初出時に製品画像に誤りがありました。お詫びして訂正いたします

東レ「トレビーノ カセッティ207SLX」

 東レの「トレビーノ カセッティ207SLX」は、JIS規格で定められた13項目において高い除去性能を持ち、ろ過時間を従来品の半分に短縮した「時短&高除去」に加え、1500リットル分の浄水能力も持った蛇口直結型浄水器です。


東レ「トレビーノ カセッティ207SLX」

 1500リットルとは、1日10リットルで約5カ月の使用量に相当します。ろ過材には赤サビや雑菌を除去する中空糸膜、残留塩素によるカルキ臭やカビ臭、総トリハロメタンを除去する粒状活性炭、それでも取り除けない小さな物質に有効なイオン交換体を使用。安心しておいしい水を飲むことができます。

 浄水器本体に使用残量をデジタル表示するため、カートリッジの交換時期がひと目で分かります。価格はオープンですが、実売価格は1万円前後です。

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初出時に製品画像に誤りがありました。お詫びして訂正いたします

ブリタ「fill&enjoy Liquelli」

 蛇口が浄水器を取り付けられない形だったり、取り付けるための高さが足りなかったりしてもあきらめる必要はありません。そんな場合には、ポット型を利用しましょう。ポット型のメリットは、なんといっても冷蔵庫に入れておけるので、冷たい水をすぐに飲めること。ペットボトル感覚で使えます。


ブリタ「fill&enjoy Liquelli」(出典:Amazon

 ブリタ「fill&enjoy Liquelli」のフィルターカートリッジはJIS規格に定められた12項目の有害物質を除去。フィルターには吸着性能を高めたマイクロカーボンパールと鉛や水アカ、余分なミネラル分を除去できるイオン交換樹脂を採用しました。味やニオイに影響する成分を除去しつつ、必要なミネラルを残す仕様となっています。

 容量1.1リットルでカートリッジの浄水能力は200リットル。1日3.5リットルの利用で約2カ月が交換の目安です。本体フタ部分にある柄鏡で、交換時期を確認できます。浄水器はカートリッジ1個付きで2580円です。

浄水器 最新人気ランキング

 ショッピングサイトではどんな浄水器が人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみましょう。

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