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「地ビール(クラフトビール)」おすすめ5選 おなじみの定番銘柄はこれ【2021年最新版】

地ビールは比較的小規模で伝統的な製法で作られる、いわゆる「クラフトビール」でもあり、近年はその本格的な味わいが再び注目を集めています。定番の「地ビール(クラフトビール)」をピックアップしました。

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 現在、日本全国には大小500ほどのビール醸造所(ブルワリー)があると言われ、数多くの「地ビール」が作られています。

 地ビールは比較的小規模で伝統的な製法で作られる、いわゆる「クラフトビール」でもあり、近年はその本格的な味わいが再び注目を集めています。定番の「地ビール(クラフトビール)」をピックアップしました。

地域に根差した「地ビール」 お土産として人気に

 「地ビール」は地酒(日本酒)などと同様、特定の地域で造られたビールのことを指します。地ビール誕生のきっかけは1994年の酒税法改正です。

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 それまでビールの最低製造数量基準は年間2000キロリットルとされ、事実上、大手メーカーしか製造できませんでした。それが規制緩和により60キロリットルに引き下げられたことで、全国に小規模なビール醸造所(ブルワリー)が多数生まれました。

 その中で、観光地に拠点を持つ醸造所などはお土産品として販促したり、観光客が多く集まるホテルのレストランで提供したりして、地域外での認知度を高めてきました。

地ビール? クラフトビール?

 「クラフトビール」は“クラフト”(技巧、工芸など)という言葉が示すように、小規模かつ伝統的な製法で作られ、醸造所ごとの個性が強く出たビールを指します。


「銀河高原ビール 小麦のビール」(出典:Amazon

 そのため日本における「地ビール」はほぼ「クラフトビール」とも呼んでも差し支えなく、法律上の明確な定義があるわけではありません。地ビールメーカーとし新規参入し、その後全国展開する規模になった会社もあるほか、先述の通り大手ビールメーカーもクラフトと銘打ったビールを製造・販売しています。

町おこしにも一役

 現在の地ビール(クラフトビール)は、かつての観光土産のためというよりも、町おこしの側面が強い印象があります。

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 地域に新たな産業を創出したい、ビールを通して地域コミュニティーを活性化したいという思いで、ビール造りに励む担い手が出てきています。

 そして、その情熱に触れた地域内外のファンが応援し、買い支えるという構図も生まれるなど、地ビール(クラフトビール)は以前にも増して地域に密着した存在になりつつあります。

おすすめの地ビール(クラフトビール)はこれ!

「エチゴビール ピルスナー」(エチゴビール)

 日本で第一号の地ビールとされているのが新潟市に本社を置く「エチゴビール」です。


エチゴビール「エチゴビール ピルスナー」(出典:Amazon

 演劇家だった創業者はかつてヨーロッパで暮らす中で、ドイツのビール文化を体験し、故郷・新潟にも広めたいと思ったのがきっかけだといいます。

 主力商品の「ピルスナー」は、チェコ・ザーツ産のアロマホップを使用した麦芽100パーセントのラガービール。香りと苦味、旨味のバランスが取れた、飲みやすい味わいに仕上がっています。

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 価格は350ミリリットル缶で1本280円(税込、以下同)。ピルスナーのほか、エレガントブロンド、こしひかり越後ビール、スタウト、レッドエール、FLYING IPAの6本飲み比べセットが2500円前後で販売されています。

「湘南ゴールド」(サンクトガーレン)

 神奈川県厚木市のサンクトガーレンも、創成期から地ビール市場を支えてきた一社です。


サンクトガーレン「湘南ゴールド」(出典:Amazon

 強みは、何と言ってもビールラインアップの広さ。苦味の強さと弱さ、味わいの濃厚さと軽快さのすべてを網羅できるよう、商品を取りそろえています。

 その中で、夏にぜひ飲んでほしいのが「湘南ゴールド」です。春夏限定のこの商品は、名前にもなっているオレンジを副原料に使用したビールです。湘南ゴールドとは、神奈川県が12年かけて開発したオレンジで、華やかな香りが特徴です。これをふんだんに使うことで、みずみずしくジューシーな風味のビールになっています。

 価格は、330ミリリットル瓶の3本セットが2500円前後です。

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「銀河高原ビール 小麦のビール」(銀河高原ビール)

 日常的に飲まれる本格的なヴァイツェン(白ビール)を目指し、1996年に発売された「銀河高原ビール」は今でも根強い人気があります。


銀河高原ビール「銀河高原ビール 小麦のビール」(出典:Amazon

 「小麦のビール」はヘーフェ(酵母入り)・ヴァイツェンの特徴であるフルーティーな甘い香りと、酵母による白いにごりによって、口当たりは柔らかく、苦味も弱いため、ビールが苦手な人でも飲みやすいはずです。

 雪国を想起させるパッケージにも親しみを持てますね。価格は1ケース(350ミリリットル缶24本)で6200円前後です。

「紅赤 Beniaka」(コエドブルワリー)

 蔵造りの街並みが残る埼玉県川越市は、別名“小江戸”とも呼ばれています。この地に本社を構えるコエドブルワリーは、1996年に地元産のさつま芋を用いてビールを醸造することに成功。そこからビール造りを本格的にスタートさせました。


コエドブルワリー「紅赤 Beniaka」(出典:Amazon

 その系譜を継ぐビールが「紅赤 Beniaka」です。赤みがかった琥珀色と香ばしい甘味、そして、ろ過せずに瓶詰めした事による豊潤な味わいが特徴です。

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 価格は333ミリリットル瓶の3本セットで1500円前後です。

「よなよなエール」(ヤッホーブルーイング)

 日本を代表するクラフトビールメーカーのヤッホーブルーイング。地ビール創成期と言える1990年代から醸造している商品がこの「よなよなエール」です。


ヤッホーブルーイング「よなよなエール」(出典:Amazon

 アロマホップ「カスケード」の特色である柑橘系のフレッシュな香りと、やさしいモルトの甘味が絶妙に調和していて、軽快な口当たりです。シーンを選ばずに、気軽に飲めるビールといえるでしょう。

 価格は1ケース(350ミリリットル缶24本)で6500円前後です。

クラフトビール最新人気ランキング

 ショッピングサイトではどんなクラフトビールが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみましょう。

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