「ゲーミングディスプレイ」注目モデル5選 “応答速度”と“リフレッシュレート”をチェック【2021年最新版】
グラフィックの美しいパソコンゲームを楽しむには、ふさわしいスペックのゲーミングパソコンに加えて、グラフィック性能を最大限に引き出してくれる「ゲーミングディスプレイ」も必須と言えるでしょう。特にFPS(一人称視点シューティングゲーム)などで、スムーズなゲームプレイングに欠かせない、ゲーミングディスプレイのおすすめをご紹介します。
グラフィックの美しいパソコンゲームを楽しむには、ふさわしいスペックのゲーミングパソコンに加えて、グラフィック性能を最大限に引き出してくれる「ゲーミングディスプレイ」も必須と言えるでしょう。
特にFPS(一人称視点シューティングゲーム)などで、スムーズなゲームプレイに欠かせない「ゲーミングディスプレイ」のおすすめをご紹介します。
ゲーミングディスプレイは「応答速度」と「リフレッシュレート」に注目
一般的なパソコン用ディスプレイで注目すべきポイントは、まず解像度と画面サイズですが、ゲーミングディスプレイの場合はそれらに加えて「応答速度」と「リフレッシュレート」が重要なポイントとなります。
「応答速度」は「ms(ミリ秒)」で表記され、ディスプレイ色が変わるのにかかる時間です。短ければ短いほど高性能といえます。「リフレッシュレート」は1秒間に画面が切り替わる回数で、「Hz(ヘルツ)」で表記されます。こちらは数値が大きいほど性能が高くなります。
なお、リフレッシュレートに関しては、パソコンの性能や設定、接続するケーブルにも注意する必要があります。また、すべてのゲームが高いリフレッシュレートに対応しているわけではありません。プレイしたいゲームの要求スペックなども確認しておくのがいいでしょう。
ちなみに応答時間の計測方法には「GtG」と「MPRT」の2種類があります。GtGは中間色が変化する時間、MPRTは画面の実際の応答時間となっています。
リーズナブルな曲面ディスプレイモデル 「Dell S2422HG」
「Dell S2422HG」は23.6型の曲面スクリーンを備えたデル(Dell)製のゲーミングディスプレイです。
曲面ディスプレイは、どの角度からも画面が見やすいのが大きなメリット。特に広範囲に意識を巡らせる必要があるFPSなどにおすすめです。
165Hzの高速リフレッシュレートと1ms(MPRT)の応答速度を実現。臨場感あふれる映像を体験できます。モニターの背面にジョイスティックとショートカットボタンを搭載、ディスプレイ設定を簡単に操作・管理できます。
最大解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)。入力端子はHDMI 2.0ポート×2とDisplayPort×1を備えます。標準価格は4万7080円(税込、以下同)です。
240Hzの高リフレッシュレートに対応 「BENQ XL2746K」
「BENQ XL2746K」は、ベンキュー(BENQ)の“ZOWIE XL-K”シリーズの新製品。応答速度0.5ms(GTG)、リフレッシュレート240Hzに対応し、低遅延と高リフレッシュレートを実現した「e-Sports向け」をうたうゲーミングモニターです。
コンパクトな台座も特徴の1つ。キーボードやマウスパッドの配置スペースに余裕ができるので、キーボードやマウスを好みに合わせたレイアウトで配置できます。高さ調節も指一本で簡単にできます。
画面サイズは27型、最大解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)。入出力端子は、HDMI 2.0×3、Display Port 1.2×1、ヘッドフォンジャック×1という構成。実勢価格は8万~9万円前後です。
ステルス戦闘機をイメージしたデザイン 「ASUS TUF Gaming VG249Q1A」
「ASUS TUF Gaming VG249Q1A」は、ステルス戦闘機をイメージしたデザインで、躍動感のある近未来的な外観を実現したゲーミングディスプレイ。165Hzリフレッシュレートと1ms(MPRT)の応答時間を実現しています。
ゲーム用に特化した「GamePlus機能」を搭載し、Aimpointモードでは画面上に照準を表示でき、FPSをより有利に楽しめます。タイマーモードでは画面上にカウントダウンタイマーを表示、RTSゲームなどで経過時間を画面で知ることができます。
画面サイズは23.8型、最大解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)。入力端子はHDMI×2、DisplayPort×1。ステレオスピーカーを内蔵しています。実勢価格は3万円前後です。
高リフレッシュレート270Hzを実現 「Acer VG241YXbmiipx」
「Acer VG241YXbmiipx」は、270Hzの高リフレッシュレートと、0.5ms(GTG)の応答速度を誇るゲーミングディスプレイです。広視野角のIPSパネル搭載で、斜めの角度からでも鮮明に画面を見ることができます。
HDR400対応により、コンテンツの明るい部分と暗い部分を高いコントラストでくっきり表示。AMDのディスプレイ同期技術「FreeSync Premium」にも対応しています。
画面サイズは23.8型、解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)。入力端子はHDMI 2.0×2、DisplayPort v1.2×1となっています。実勢価格は5万円前後です。
4K解像度で高リフレッシュレートを実現 「GIGABYTE M32U」
「GIGABYTE M32U」は31.5型の大画面で4K(UHD・3840×2160ピクセル)の高解像度に対応した製品。HDMI 2.1入力時の4K/144Hz表示も可能で、応答時間も1ms(MPRT)と高水準です。
便利な機能として、ディスプレイ本体に加えてキーボードやマウスを複数のデバイスで切り替えて使えるKVM機能も搭載。USB Type-C端子にノートPCやタブレットなどを接続して、パソコンと切り替えて画面・マウス・キーボードを共有できます。
映像入力はHDMI×2、DisplayPort×1。実勢価格は15万円前後です。
パソコン用ディスプレイ最新人気ランキング
ショッピングサイトではどんなパソコン用ディスプレイが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみましょう。
関連記事
「ゲーミングキーボード」おすすめ3選 テンキーレスモデルやプロ監修モデルなど【2021年最新版】
いわゆるゲーミングパソコンでゲームをプレイするなら、プレイヤー向けに設計された「ゲーミングキーボード」もおすすめです。キーを打つ際の“打鍵感”やアクチュエーションポイント(どれだけキーを押し下げるとオン/オフを切り替えるか)をゲーム向けに調整できたり、ゲームごとに操作を割り当てられるキーを用意していたりと、快適なゲーム環境を実現できます。マウス向け「リストレスト」おすすめ3選 パソコン操作時に手首を優しく支える【2021年最新版】
パソコンを長時間使っていると、手首や手のひらが疲れてしまう――という経験はありませんか? 長時間のパソコン操作では、手首を支えるリストレストやパームレストがあると便利です。中でも、マウス操作用の製品に注目しました。「ゲーミングマウス」コスパ・人気・軽さで選ぶ3モデル【2021年9月版】
パソコンでゲームを楽しむなら、マウスやキーボードといった周辺機器のゲーミング向けモデルにも注目です。正確で素早い操作、複数のサイドボタンを使ったワンタッチ操作など、ゲーミングマウスは大きな武器になります。「Windows 11」導入前に用意しておきたいものは何? まとめてチェックしよう!【2021年9月版】
10月5日(米国太平洋夏時間)に登場するWindows 11は、Windows 10で稼働する要件を満たしたパソコンなら無償で利用できます。この記事では、アップグレードに向けたトラブル、あるいはより快適な利用に備えて用意しておくとよいものをまとめて紹介します。「Windows 11」が10月5日に登場 どんなパソコンで動く? どんな準備が必要?【2021年9月版】
Windows 10の後継となる新型OS「Windows 11」のリリース日が10月5日に決まりました。改めて、動作する条件を確認しつつ、やっておくべき準備事項をチェックしてみましょう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.