「プリンター」「複合機」おすすめ5選 リーズナブルで高機能【2022年最新版】
コンパクトでリーズナブルな「インクジェットプリンター」。中でも「複合機」タイプは、印刷だけでなく、スキャンやコピー、ファックスなど複数の機能が使えます。また、価格を抑えたい場合は「単機能プリンター」も候補に挙がります。今回は家庭向けのインクジェットプリンター・複合機から、1万円前後で購入できる(記事執筆時点)モデルをピックアップしました。
写真や書類を印刷するのに欠かせないプリンター。家庭で使うならコンパクトでリーズナブルな「インクジェットプリンター」が一般的です。
中でも「複合機」タイプは、印刷だけでなく、スキャンやコピー、ファックスなど複数の機能が使えます。また、価格を抑えたい場合は「単機能プリンター」も候補に挙がります。
今回は家庭向けのインクジェットプリンター・複合機から、1万円前後で購入できる(記事執筆時点)モデルをピックアップ。あわせて、製品選びのポイントを紹介します。
プリンター・複合機:インクの色数、インクカートリッジの種類をチェック
インクジェットプリンターでは、インクの色数が多いほうが、より正確に写真の色合いを表現できます。現在の家庭用プリンターでは4~6色の製品がラインアップされています。写真を高品質により細かな描写を求めるなら、6色がおすすめです。
一方、カラーの文書やチラシなどでは4色インクで十分なことも。4色だと価格もお手頃なので、その点でもメリットがあります。
また、インクカートリッジには「独立型」と「一体型」があります。独立型は本体側のヘッドにインクタンクを設置するタイプで、色ごとにカートリッジが分かれています。インク切れになった色のみ交換でき、インクを無駄なく使えるので、経済的です。
一体型は複数の色が1つにまとめられているタイプ。カートリッジ内の1色が切れてしまうと他の色が残っていても、カートリッジごと交換しなければなりません。そのため、使用頻度が高い人よりも、使用頻度低めの人におすすめのタイプになります。
プリンター・複合機:給紙方式と本体のサイズをチェック
プリンター・複合機を選ぶ際は、給紙方式もチェックしましょう。用紙を背面にセットするタイプが一般的ですが、中には背面トレイと前面カセットの両方に入れられるモデルもあります。2カ所に給紙口があれば、同時にサイズの異なる用紙をセットできて便利ですよ。
また、用紙のサイズについては、最大A4までに対応しているモデルが多く、A3など大きめのサイズを使う場合は、セッティング可能なのか事前に良く確認しておく必要があります。
あわせて、本体のサイズにも注目しましょう。デスク周りなど設置予定の場所に収まるのか把握しておけば、購入してから置く場所に困るようなことはなくなります。中には、持ち歩けるほど小さい「モバイルプリンター」もあります。
かばんに入れて持ち運べるため、出先で資料や写真を印刷する必要があるときに重宝します。コンパクトサイズなので、自宅で使う場合でも省スペースで設置できます。
プリンター・複合機:自動両面プリントやスマホ連携など機能性をチェック
「自動両面プリント機能」は、用紙を自分でセッティングし直さなくても、自動で表と裏にプリントしてくれる機能。両面印刷の際の手間が省けますし、用紙の節約にもつながります。
また、「スマホ連携機能」付きなら、Wi-FiやBluetoothを使って、スマートフォンに記録した写真や資料を印刷できます。ケーブルを接続する手間が掛からず、スマホ画面の操作で手軽にプリント可能です。
ビジネスで大量の資料をコピー・スキャンするときに重宝するのが「ADF(オートドキュメントフィーダー)」という機能です。複数枚の原稿を自動的に順次スキャナーに送り込んでくれるので、1枚1枚原稿を交換する必要がなくなります。
プリンター・複合機:おすすめモデルはコレ!
キヤノン「インクジェット複合機 PIXUS TS3530」
キヤノンの「インクジェット複合機 PIXUS TS3530」は、インクの色数が4色、最大用紙サイズがA4のモデル。A4普通紙が背面給紙トレイに60枚セッティングできます。
専用のアプリを使えば、スマホの写真や文書をプリントすることも可能。Wi-Fiに対応しており、スマホやパソコンから指示を出せば、自動的に電源がオンになり、印刷を開始してくれます。
本体サイズは、約43.5(幅)×約14.5(高さ)×約32.7(奥行き)cm。販売価格は8800円(税込、以下同)です。
エプソン「インクジェット複合機 カラリオ EW-M530F」
エプソンの「インクジェット複合機 カラリオ EW-M530F」は、プリント、コピー、スキャン、ファックスに対応した複合機。4色の独立型インクカートリッジを使用します。
最大用紙サイズはA4で、用紙交換は前面のフロントカセットで行います。最大150枚給紙できる仕様です。「自動両面印刷機能」や「ADF機能」など作業の効率化に役立つ機能が搭載されているため、テレワークなど業務で使うのにピッタリのモデルと言えます。
専用のアプリを使えば、スマホやタブレットと連携してプリントすることも可能です。本体サイズは、約37.5(幅)×約23(高さ)×約34.7(奥行き)cm。販売価格は1万7050円です。
ヒューレット・パッカード「HP ENVY Inspire 7220」
ヒューレット・パッカードの「HP ENVY Inspire 7220」は、大きめのカラータッチスクリーンが特徴的なインクジェット複合機。インクは4色で、カラーは3色一体型のカートリッジを採用しています。
A4、A5、A6、B5などさまざまなサイズの用紙に対応しており、前面給紙タイプで一度に最大125枚セットできます。フォト用紙をセットする「内蔵フォト専用トレイ」も付いています。
その他、自動両面印刷、スマホ連携、静かモードなど機能性が充実しています。本体サイズは、約46(幅)×約19.1(高さ)×約38.3(奥行き)cm。販売価格は1万8700円です。
キヤノン「インクジェットプリンター TR703a」
キヤノンの「インクジェットプリンター TR703a」は、A4普通紙を最大350枚セットできるモデル。背面トレイに100枚、前面カセットに250枚セットできる仕様です。
インクは5色で、繊細な表現ができます。写真に適した染料インクと、文書に適した顔料インクの両方を搭載しているハイブリッド型です。独立型のインクタンクを採用しているので、無駄なくインクを使い切ることができます。
自動両面印刷やスマホ連携の機能を搭載。本体サイズは、約37.5(幅)×約15.8(高さ)×約36.5(奥行き)cm。販売価格は1万8150円です。
ブラザー工業「インクジェット複合機 DCP-J926N-B」
ブラザー工業の「インクジェット複合機 DCP-J926N-B」は、4色の独立型カートリッジをセットして使うモデル。最大用紙サイズはA4で、前面用紙トレイに入れる仕様です。
ADF機能を搭載しており、A4用紙20枚を連続スキャンすることが可能。その他、自動両面印刷機能、スマホ連携、レーベル印刷など多彩な機能を備えています。
本体サイズは、約40(幅)×約17.2(高さ)×約34.1(奥行き)cm。販売価格は1万9000円前後です。
こちらの記事も要チェック!
関連記事
「ドキュメントスキャナー」おすすめ5選 書類や本をスキャンしてデータに【2022年最新版】
ドキュメントスキャナーにはさまざまなタイプが存在します。自分の用途に合ったタイプの製品を選ぶことが、一番重要なポイントと言えるでしょう。「Wi-Fiルーター」コスパモデルおすすめ5選 お手頃価格のWi-Fi 6対応モデル【2022年最新版】
スマートフォンやパソコン、タブレット、スマートテレビといったスマート家電など、家庭内で使用するWi-Fi機器がどんどん増えています。今回はWi-Fi 6対応ルーターの中でも、1万5000円台のリーズナブルな価格で購入できるモデルをご紹介します。1万円台の「複合機」おすすめ4選 スキャンや印刷をお手頃価格で【2021年最新版】
印刷だけでなくスキャナー機能も備えた「複合機」があると、写真や書類の印刷だけでなく、資料をスキャンしたりコピーしたりなど、テレワーク環境で活躍します。「インクジェット複合機」“ほしい物”ランキング&おすすめピックアップ あると便利な1台3役【2021年11月版】
現在、家庭用プリンターの多くは書類や写真のプリント(印刷)だけでなくスキャンやコピーも行える「複合機」タイプが主流です。テレワークのため自宅で何かと印刷する機会が増えた、資料をスキャンしたりコピーしたりすることが増えた、という方も多いのではないでしょうか。そんな場合に複合機が活躍します。テレワークに便利な「複合機」選び ビジネス目線で気になる3つのポイント【2020年最新版】
現在広がりを見せているテレワーク(在宅勤務)においても、資料や報告書、取引先や自治体・官公庁に提出する書類をコピーしたり印刷したりと、プリンタを使いたい場合があります。今回は、ビジネス・テレワーク目線で複合機に注目し、選ぶ際に気になるポイントとおすすめの製品を紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.