「お香」デビューにおすすめのお香5選 和の香りでリラックス&インテリア性も◎【2022年5月版】
自然の香りでリラックスできる「お香」。インテリア性もあり、心身にやさしい、シンプルな暮らしをしたい人たちから注目されています。
自然の香りでリラックスできる「お香」。インテリア性もあり、心地のいい、シンプルな暮らしをしたい人たちから注目されています。
ただ、お香をたいたことがない人には「お香には何が必要なの?」「どう使えばいいの?」「何を選べばいいの?」と多くの疑問があり、なかなか始められずにいるかもしれません。
ここで、お香の使い方や、お香デビューがしたい初心者におすすめのお香を紹介します。
お香の使い方は難しくない! 初心者用のアイテムも
スタンダードなスティックタイプのお香の場合、使い方は線香と同じく、火をつけて煙をくゆらせるだけです。
用意するものはお香・香立て・香皿(不燃性の皿)・ライターなどの着火ができる器具。片付けも簡単で、香皿に残った灰を燃えるゴミとして捨てるだけです(火が消えているか、熱が冷めているかを必ず確認してください)。
お香を購入しようとすると、数十本セットになったものが多く目につくため、「私にとって好きな香りなのかも分からないのに、こんなにたくさんいらないな」と、なかなか手を出せないかもしれません。しかし、中には少量だけが入ったお香もあるので、そのようなものを探して試してみることをおすすめします。
数種類の香りがセットになったものや、香立てが付属しているものも、初心者にとってはうれしいアイテムです。
お香の種類と選び方 線香との違いは?
お香は種類が豊富です。一般的にイメージする、線香に火をつけるように使うお香はスティックタイプと呼ばれるものです。「線香」もこの中の一種です。火をつけるお香は他にも、円錐型のコーンタイプ、蚊取り線香のような渦巻タイプなどがあります。
スティックタイプは燃焼時間は30分ほど。折って燃焼時間を短くすることもできます。スタンダードな形のため種類も豊富で選ぶのが楽しみです。
コーンタイプはその形状ゆえに、時間が経つほど香りが強くなるという特徴があります。燃焼時間は10分ほどと短め。香りが短時間で一気に広がるため、すぐに香りを広げたいときや、広い空間にしっかり広げたい場合におすすめ。
渦巻タイプは燃焼時間が長く、1時間~2時間となっています。あまり種類は多くありません。
お香の香りの種類
お寺をイメージするような、伝統的な和の香りには、白檀(びゃくだん)・沈香(じんこう)・伽羅(きゃら)といった香木系のものがあります。
香木系のほかには、ジャスミンやローズなどの花系の香りや柑橘系の香り、ハーブの香り、スパイスの香りなどがあり、お香の香りは幅広くさまざまです。
まずはいくつか試してみて、好みの香りを見つけてみましょう。いろいろな香りにチャレンジしてみるのも、お香の楽しみ方のひとつです。
初心者用におすすめのお香はこれ!
自分好みの香りに出会えるはず! 香源「お香20種セット」
お香が初めての人は「どの香りが自分好みかそもそも分からない」ため、最初のお香を選ぶのが難しいのではないでしょうか。そんな人におすすめしたいのが香源「お香20種セット」。伽羅や沈香といった昔ながらの香木系のお香や、ラベンダーやライラックといったモダンなものまで幅広く楽しめます。
このセットは和風10種、洋風10種がそれぞれ2本ずつ、全部で40本入っています。お香のほかに、香りの感想を記録できる「香りのチェックシート」や香立てなどが付属しており、初心者にとって至れり尽くせりの内容と言えるでしょう。
郵便受けに直接配達されるため、受け取りの手間がかからないのもうれしいポイント。メーカー直販価格は2200円(税込、以下同)です。
癒しの10分間 おしゃれで簡単に使えるお香 神戸マッチ「hibi」
おしゃれなパッケージがひときわ目をひく「hibi」。マッチのような見た目ですが、軸の部分がお香になっています。使い方はマッチを擦って着火し、付属のマットに置くだけ。火をつける器具や香立ても不要です。燃焼時間は約10分間と短いため、思い立った時に気軽に使えます。
hibiというブランドは、淡路島のお香と、播磨のマッチという2つの伝統産業が手を取り合って生まれました。その日本伝統の香りは海外でも愛されています。
香りは7種。レモングラス・ラベンダー・ゼラニウム・イランイラン・ティーツリー・シトロネラ・金木犀です。8本入りのレギュラーボックスはメーカー直販価格770円(専用マット付き)。専用マットがついていないものも715円で販売されています。
ギフトボックスも充実しているので、プレゼントにも最適です。
シンプルで上品 無印良品「お香」
無印良品のお香はスティックタイプ。シンプルでかわいい紙製パッケージに入っています。12本入りのちょうどいい量で、メーカー直販価格は390円。燃焼時間は10分と短く、カジュアルにお香を試せます。
香りは金木犀・白樺・緑茶・梅・ひのき・ゆずなど、なじみ深い香りがそろっています。上品でひかえめな香りです。
シンプルで心地がいい、無印良品らしさのあるお香と言えるでしょう。
老舗が展開するコーンタイプのお香 日本香堂「かゆらぎ」
コーンタイプのお香が12個入った日本香堂の「かゆらぎ」。日本香堂は、線香「青雲」「毎日香」でおなじみの創業450年の老舗企業です。
「かゆらぎ」シリーズは、香りに長年こだわり続けた日本香堂がおくる、自然の恵みを感じられるシリーズで、スティックタイプや名刺香(名刺に香りを移らせるもの)もあります。
コーンタイプは香立て付きで、メーカー直販価格1100円。種類が豊富で、金木犀や白樺、白桃やバラ、茉莉花など、幅広く展開されています。
リーズナブルで種類豊富! 大香「りらく」
和菓子のようなパッケージが特徴的な、大香の「りらく」。フタ部分には香立てがついています。お香は小さな瓶に詰まっており、見た目がかわいいため飾ってインテリアとしても楽しめます。
15本入りでメーカー直販価格550円とリーズナブル。お香は短いため、燃焼時間は15分前後です。
シリーズにはさまざまな香りがあり、例えばすずらんやりんどう、さくら、あじさいなど。季節感のあるラインアップが特徴です。少量パックでリーズナブル、そして種類豊富ということから、お香を楽しく選んで気軽に試せますね。
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