「家庭用生ごみ処理機」おすすめ5選 夏場のキッチンの救世主! 臭いや虫の発生を防ごう【2022年5月版】
キッチンの生ごみの臭いが気になる人も多いのではないでしょうか。特に暑くなってくると、臭いだけでなく虫の発生も心配ですよね。そこで今回は、「家庭用生ごみ処理機」を紹介します。
キッチンの生ごみの臭いが気になる人も多いのではないでしょうか。特に暑くなってくると、臭いだけでなく虫の発生も心配ですよね。
そこで今回は、「家庭用生ごみ処理機」を紹介します。生ごみ処理機は、乾燥させて生ごみのかさを減らしたり、微生物の力を使って肥料に変えたりして、生ごみを衛生的に処理するアイテムです。キッチンの生ごみの処理に困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。地域によっては購入の際に助成金が出る場合もあるので、お住いの地域を一度調べてみるのがおすすめです。
生ごみ処理機:処理方法によって種類が分かれる
家庭用生ごみ処理機は、乾燥式、バイオ式、ハイブリッド式など、処理方法によって種類が分かれています。
家庭用として手軽に取り入れやすいのは、コンパクトなサイズが多い「乾燥式」です。乾燥式は熱や風で生ごみの水分を蒸発・乾燥させて、生ごみを7分の1程の大きさにします。キッチンに設置できるので、料理中や後片付けの際に発生した生ごみをそのまま処理機に投入できます。処理後の生ごみはそのまま燃えるごみに出して大丈夫です。処理時間も比較的速く、数時間ほどで完了します。ただヒーターを使うため、電気代がかかる点に注意しましょう。
バイオ式は微生物の働きで生ごみを水と炭酸ガスに分解し、約10分の1まで小さくします。処理後は肥料として使いやすいので、家庭菜園やガーデニングをしている人におすすめです。処理する時に臭いが発生するため、基本的に屋外での設置が推奨されています。しかし商品によっては、臭いの発生を抑えているものあり、キッチン周りで使いやすいバイオ式もあります。電気代はほとんどかからないものが多いですが、処理剤の入れ替えに手間と費用がかかります。
ハイブリッド式は、乾燥式とバイオ式の両方の特徴を取り入れています。生ごみを乾燥させて処理しやすい状態にしてから、微生物に分解させるため、比較的速く堆肥化します。ハイブリッド式は高価なものが多く、種類もあまり多くないので、限られた商品の中から選ぶことになりそうです。
生ごみ処理機:容量と処理時間を確認
1日の1人あたりの生ごみ排出量は、約350~400g程度といわれています。1人暮らしの場合は、処理容量が1kgくらいあれば充分でしょう。家族が多い家庭の場合は、1.5~2?辺りだと余裕がありそうです。ただ、容量が増えるとサイズも大きくなってしまいます。コンパクトなサイズを使いたい場合は、1kgくらいのものを何回に分けて使用するなど、工夫をすれば便利に使えそうです。
処理時間は種類によって異なります。乾燥式の場合、乾きやすいものだと4~5時間、乾きにくいものは7~10時間以上かかるといわれています。バイオ式は生ごみを分解して肥料にするため、数日~数週間ほどかかるものもあります。ハイブリッド式はバイオ式よりも処理時間は速いですが、しっかりと肥料として使うためには、数日程時間がかかります。ただあくまで目安ですので、同じ種類でも商品によって異なります。商品選びの時はしっかりと確認しましょう。
生ごみ処理機:お手入れ方法も重要
乾燥式の生ごみ処理機の場合は、衛生的に使うため、容器を定期的に洗う必要があります。商品によっては食洗機に対応しているものもあるので、選ぶ際にはチェックしてみてください。
バイオ式やハイブリッド式は、数カ月ごとに処理剤の入れ替えが必要です。容器がいっぱいになるまでは処理機の中で溜めておけるので、いっぱいになる前に取り出すのを忘れないようにしましょう。またバイオ式は、処理剤と生ごみをかき混ぜる必要があります。手動の場合は自分で定期的にハンドルを回してかき混ぜなければいけないので、手間だと感じる人は電動タイプを選ぶと良いでしょう。
「家庭用生ごみ処理機」のおすすめ商品はこちら!
島産業「生ごみ処理機 パリパリキュー PPC-11」
島産業の「生ごみ処理機 パリパリキュー PPC-11」は、機能性だけでなくデザイン性にも優れた、乾燥式の生ごみ処理機です。
約2.8Lと大容量ながら、キッチンに収まるコンパクトな設計も魅力です。運転モードは2種類あり、乾燥しにくいものはパリパリモード、乾燥しやすいものはソフトモード、というように使い分けられます。パリパリモードの場合、1回で約500~1000gの生ごみを処理できます。所要時間は約7時間半~最大12時間。ソフトモードの時は、約300~500gの生ごみを4、5時間で処理します。
清潔感があり、キッチンにもなじむデザイン。生ごみを入れるバスケットは取り外しができるので、出し入れもラクラクです。サイズは、約23(幅)×27(奥行)×27(高さ)cm。販売価格は3万3000円前後です。
島産業「パリパリキューブライトアルファ PCL-33」
島産業の「パリパリキューブライトアルファ PCL-33」は、コンパクトなため、1人暮らしの人におすすめです。バケツ型のデザインもおしゃれで清潔感があります。
処理方法は乾燥式です。「3時間後スタート予約運転機能モード」付きなので、安価な深夜電力を利用して運転できます。運転音は約36dB(デシベル)と静かなため、夜に運転しても騒音の心配はなさそうです。
運転モードは2種類あり、乾燥しやすいものは「節電モード」、乾燥しにくいものは「通常モード」の使用が推奨されています。節電モードの所要時間は、約400gの生ごみでおよそ5時間40分。通常モードの場合は、最大700gの生ごみを約9時間で処理します。
サイズは、約21.5(直径)×28.3(高さ)cm。販売価格は1万8000円前後です。
ナグアレップ(NAGUALEP)「生ごみ処理機」
ナグアレップの「生ごみ処理機」は、高温乾燥と粉砕によって生ごみを処理します。生ごみの量を約8割も減らす上に、粉砕処理したものはすぐに肥料として使用可能です。
ナグアレップ独自開発の高温乾燥技術で内部の温度は最大126度まで上昇し、効率的に生ごみの水分を蒸発させます。この技術によりごみを大幅に減量させて、臭いや虫の発生源もシャットアウト。さらに、強力な活性炭を使用した脱臭フィルターを搭載し、高温乾燥時に発生する不快な臭いもしっかり吸着します。
1回あたりの最大処理容量は約2L、所要時間は約1~4時間と手早く処理ができます。内部の容器は食洗機に対応しているため、お手入れもラクラクです。サイズは、約25(幅)×25(奥行)×40(高さ)cm。販売価格は7万9000円前後です。
エコ・クリーン「生ごみ処理機 自然にカエル S 基本セット」
エコ・クリーンの「生ごみ処理機 自然にカエル S 基本セット」は手動のバイオ式のため、電気代がかかりません。
基本セットにはバイオチップ16Lがセットになっており、約4~5カ月使用できます。本体にはハンドルが付いているので、定期的にかき混ぜると肥料として使えるようになります。
通常バイオ式は、生ごみを分解する際に臭いが発生するため、室内での使用は推奨されていません。しかしエコ・クリーンの「生ごみ処理機 自然にカエル」は、低温でもしっかりと働くバイオチップを使用しているため、発酵臭が発生しないようです。臭いを気にせず室内に設置できそうです。
容器の容量は30L、1日約700gの生ごみを処理可能です。サイズは、約42.8(幅)×34(奥行)×41.8(高さ)cm。販売価格は3万円前後です。
ナスクル(NAXLU)「家庭用生ごみ処理機 FD-015M」
ナスクルの「家庭用生ごみ処理機 FD-015M」は、ふたを空けて生ごみを入れるだけで処理できる、全自動ハイブリッド式です。
処理剤の入れ替え不要。また使用頻度にもよりますが、約半年~1年に1回のペースで中身を取り出すだけで大丈夫です。生ごみの分解能力は1日約1~1.5kg、処理したものはすぐに肥料として使用できます。脱臭機能にもとことんこだわっており、悪臭成分を99.8%除去しています。
お手入れがほとんどいらないため、手間を掛けずに使いたい人や、生ごみの量が多い家庭におすすめです。サイズは、約38.5(幅)×43(奥行)×58(高さ)cm。販売価格は12万円前後です。
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