ゼブラの「光るボールペン」は暗所での作業に活躍! 防災・アウトドア・車内など多くのシーンで使える「ライトライトα」
ゼブラの、光る油性ペン「ライトライトα」を使ってみました。
筆記具メーカー「ゼブラ」から展開されている、光る油性ボールペン「ライトライトα」。防災グッズとしてや、アウトドアシーンなどで使えると知り、気になっていたので購入してみました。
この、ゼブラ「ライトライトα」について、レビューしていきます!
屋内あき
Fav-Log編集部員として、主に調理家電やキッチンアイテム、初心者向けのアウトドアグッズなどの記事を担当しています。面倒くさがりなので、「時短」「ラクラク」アイテムが大好き。趣味はお酒、食べること、手軽なアウトドアです。
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ゼブラ「ライトライトα」とは?
ゼブラの「ライトライトα(アルファ)」は、ペン先の部分が光る油性ボールペン。2018年に発売された「ライトライト」をリニューアルしたものです。
以前の「ライトライト」は白いライトを搭載したものしかありませんでしたが、ユーザーの声を受け、新しい「ライトライトα」ではまぶしさを軽減する赤いライトを搭載した製品をラインアップに加えています。
公式サイトに記載されている販売価格は1本660円(税込み、以下同)です。ボール径は0.7mm。サイズは約10.9(最大径)×140.0(全長)mmで、重量は16.4g。インク色は黒のみです。
電池と芯は交換可能。電池は付属しており、購入後すぐにライトが使えます。ただ、メーカーによると付属の電池はあくまでテスト用であり、テスト後はすぐに新しい電池と交換するように、とのことです。ペンと同時に電池も購入しておくことをおすすめします。対応する替電池はLR626×2個、またはSR626(W・SW)×2個です。
「ライトライトα」を使ってみた しっかり明るい&書きやすい!
「ライトライトα」の赤色LED(P-BA96-RL-BK)搭載のものを入手しました。ぱっと見ると普通のペンですが、ペンの先にライト部分があるのと、全体的にやや太めなのが特徴的です。
ノック1回目でペン先が出てきて、2回目で中に入ります。ここまでは通常のボールペンです。ノック3回目でまたペン先が出てきて、今度は同時にライトが光ります。
しっかり明るく、真っ暗な中でも筆記できます。また、ボールペンとしての書きやすさも良いと思います。使う前は「ライト部分が邪魔でペン先がよく見えないのでは?」と思っていたのですが、そのようなことはなく、先がしっかり見えて書きやすいです。
ノック4回目でライトが消え、ペン先も中に入ります。このように、ノックの回数でペン先の出し入れやライトの点灯/消灯を操作します。
蓄光パーツですが、真っ暗闇の中でもちゃんと光っていました。ほのかな光ですが、暗いところでも見つけやすいと思います。
こんなシーンに使えそう 暗所での読み書きや作業に! 取り回しが良い
「ライトライトα」を実際に使ってみて、まずアウトドアで活躍しそうだなと思いました。夜や天気が悪い日など、暗い場所でメモを書いたり、地図やハンドブックを読んだりするのに使えそうです。リュックから必要なものを取り出すときに内部を照らすのにもちょうど良い明かりです。
また、自宅で停電することがあれば、棚や押入れから必要なものを取り出す際の明かりにしたりできそうです。
もちろん、あくまで筆記具なので、被災時の明かりとしては懐中電灯などを使った方が良いでしょう。実際、「ライトライトα」が照らせるのは身の周りだけで、行く先の状況まで確認するのは難しいです。
ただ、暗い場所で文字を読み書きする際や、バッグの中や棚の中などの狭いところを探るときには、懐中電灯やスマートフォンを使うより軽くて取り回しが良く、使いやすいと思います。
他にも、以下のようなシーンで活躍しそうです。
- 日が暮れた後、玄関で宅配や回覧板に署名するとき
- 薄暗い車内で少しだけ読み書きしたいとき
- 看護や介護など、夜間勤務をするとき
- 倉庫などの薄暗い場所で作業をするとき
- 天体観測や昆虫採集など、趣味で夜間に活動するとき
電池交換は簡単にできる?
先述したように、「ライトライトα」の付属電池はテスト用なので、購入後は新しいものに交換するよう記載されています。交換方法の説明はパッケージの裏面にあるので、それに従えば完了できるようになっています。
ただ、文字だけだと少し分かりにくいところもあるため、メーカー公式の解説動画を見た方が早いかもしれません。工具は不要で、理解してしまえば複雑な作業でもありません。
ゼブラ「ライトライトα」の注意点
ゼブラの「ライトライトα」ですが、ライトとして使っているとペン先が出ていることを忘れそうになるので、注意した方がよさそうです。周辺の物を汚してしまったり、傷をつけたりする恐れがあります。
また、「ライトライトαがあれば懐中電灯はいらない」ということはありません。照らせる範囲は限られているので、停電時の備えやアウトドアには、別途、照明器具を用意した方が良いでしょう。
他の注意点として、通常のペンとして使用して(2回目までノックしてペン先を収めて)から、しばらく時間が経ってから(3回目となる)ノックをするといきなり明かりがつくことになるため少し驚くかもしれません。
ゼブラの「ライトライトα」のライトは、懐中電灯やスマートフォンのライトより光が弱いですが、コンパクトなので身近に置いておきやすく、手元を照らしながらの筆記や作業に使いやすいです。
価格も手ごろなため、使える機会がありそうな人は検討してみても良さそうです。
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